7月31日の日記で、「まさに、雲中の白鶴もかくやあらんといった景が現出する」と記述した。
そう、このタマノカンザシ(玉の簪)はいくつかの別名を持っている。
漢名は「玉簪(ギョクシン)」という。中国原産とされ、和名の「玉の簪」は漢名を読み下したものとされる。
その他、玉春棒(ギョクシュンボウ)、棒玉簪(ボウギョクシン)、白鶴仙(ハクカクセン)、そして、白鶴花(ハクカクカ)などの別名がある。
前述した「雲中の白鶴」とは「雲のなかを優雅に飛翔する白鶴」を指し、その意は「心が清らかで、気高く立派な人物をたとえた言葉」とされる。
夏の宵に、芳しい香りとともに花開くタマノカンザシ--別名として、白鶴花とはよくぞ名付けたものである。
さて、地植えにしてある八重のタマノカンザシはどうであろう。これが、あまり芳しくないのである。
今春、株分けしたのだが、株自体はとても大きく育ってくれたと思う。ところが、この酷暑である。自分自身でさえ、これほどの夏は初めての経験と言ってよい。かなり長く生きているのにね。
ご覧の通り、至る所で、葉が茶枯れている。花茎は2本上がっているのだが、この時期としてはあまり生育がよいとは言えないようだ。
もっとも、2021年開花した折には、8月21日20時6分であった。ともかく、無事、花ほころんでくれることを祈るとしよう。
📸2023年8月6日:花筒が妙に太く見える。
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) 📸2023年8月6日:花筒に台咲きの痕跡が。
(画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
丸咲きの牡丹、台咲き牡丹、車咲牡丹、・・・、そう、候補はいくつかあるのだが、絞り切れていない。
ただ、今日の開花状況を見ると、単なる丸咲き牡丹とは言えないようだ。引き続き、捜査を続行するとしよう。
📸2023年8月6日:爽やかバイカラー!
( 画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰) 📸2023年8月6日:透明感のある花姿!
(画像のクリックで大きな画像を表示。{戻る}ボタンで元のページに復帰)
美しい! 心が洗われるようだ! 花を愛でるとは、かくありたいものである。
咲き方がどうのとか、この名称は何というのかとか、七面倒くさいことを考えず、そこに在るがままの花を素直に鑑賞したいものだなぁ~。
(あっ、面倒なことを言うと、左側は「時雨絞 染分(しぐれしぼり そめわけ)」、右側は「時雨絞 雀斑(しぐれしぼり そばかす)」)などと呼ぶらしい。)
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