山野草に手を染めてから、サザンカやツバキなどの花木は、あらかた伐採してしまった。いま残っているのは白色の一重筒咲きの椿と、このニワウメだけである。
春の一時期、小さな桃色の花が玄関先を飾ってくれる。これは、これでいいものである。
何年たっても、つくづくと山野草ってやつは気難し屋が多いものだなぁ~と、嘆息交じりの日々を送っている。
そんな中で、ニリンソウばかりはよく増えて、あちらこちらで蔓延ってくれ、へたっぴーの主の心を癒してくれている。
玄関脇の小庭にも、ご覧の通り息衝いてくれてい、徐々にテリトリーを広げている。希少種であるとか、高山性の草本とか、余計な色気など催さずに、このくらいの花が一番無難なのだろうと思い始めている。
クリスマスローズも、二鉢ほどを残して、あらかた地植えにしてしまった。まだ、ごくわずかな経験則でしかないが、地植えの方が株が大きくなるような気がしている。
著名なナーセリーがいくつもあるが、そのようなところで求めたことはない。濃い紫のダブルも、ダブルのホワイトスポットも、農産物直売所に売られていたもので、600円とか、せいぜい980円などといったリーズナブルなモノばかりである。
ただ、地植えにはとても大きな欠点が一つある。写真が撮り難いのだ。そう、鉢植えであればあっちこっちと向きを変え、高さを変えてさえ自由なアングルを選択できる。
さほど草丈の高い草本ではないよね。ましてや、俯き加減で咲くクリスマスローズであるからして、写真を撮るとなるとめっちゃ自由度が低いのだ。そう、今年鉢植えで咲いているのは有茎種だけ、悲しいかな、花と面と向かって対峙したことがない。
今日の最後の一枚はキタヤマオウレン(北山黄連)、本州の日本海側の山地に自生するキンポウゲ科オウレン属の常緑多年草である。
断っておくが多年草である。手足れの方が育成すると、と断っておこうかな。そう、猫の額の主が手を出すと、一年草になりかねない 笑
多分、この塊はつぼみであろう。花は見ることが出来そうだが、果たして、多年草という範疇の草本として維持できるか、できないかに関しては、軽々に断じることはできない。
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