Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

花撮り人 公園を歩く 秋色に酔う

2021年11月17日 19時54分33秒 | みんなの花図鑑
📷11月16日:この木道の向こうには・・・
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
 この木道の向こうには、何が待っているのだろう。
 久しぶりに智光山公園を訪れた。疫禍以前は、そこれそ月一くらいの割で、家内と一緒にコンビニ弁当を持ってランチをしていた。
 智光山公園、狭山市の施設関連のサイトには次のような解説が施されている。

「総面積53.8ヘクタール、東京ドーム約11個分の広大な敷地に、アカマツ、コナラ、クヌギなど武蔵野の豊かな自然をそのまま生かして作られた大規模な都市公園(総合公園)で、市街地から車で5分ほどのところにあります。
 公園内には、こども動物園をはじめ市民総合体育館、都市緑化植物園、市営ヘラ鮒釣場「智光山公園前山の池」などがあり、市民の憩いの場所となっています。」
 
 こども動物園の北側に位置する木道は、小川を右に見たり、左に見たりしながらキャンプ場へと続いている。
 木道の両脇には、四季折々に、ツリフネソウを始め、ホウチャクソウやミズタマソウなど、さまざまな野草を見ることができる。
 もちろん、今は秋。残念ながら野草らしき花などは見ることが出来ず、臭木やらゴンズイなどの実が色鮮やかに樹上を飾っていたっけ(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)
 
秋のある日、臭木のティアラは赤と黒の色鮮やかな実 ゴンズイだって負けてはいない。勝負だとばかりに実が爆ぜる

 キャンプ場を左手に見て木道を抜け、十字路を右手に曲がると、ひときわ丈高いメタセコイアの並木が屹立している。御存知の通り、スギ科メタセコイア属落葉針葉・高木で、滋賀県・マキノ高原や東京都足立区・舎人公園など、日本各地にこの並木の名所が存在している。
 まぁ、それらに比べるとちょいと(かなりかな!?)見劣りするかも知れないが、それでも威風堂々とした木の威容を十分に満喫できると思う(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

これだけだってかなり見応えがあるよ 特徴のある羽状複葉。秋には紅葉する 昔懐かしい風景がそこに

 この道の右手がひょうたん池となる。桜の季節がおすすめだ。また、ここは、季節によって多くの鳥撮りの方々が池の端に陣取る姿を垣間見ることができる。
 今日は通り過ぎただけ、それでも、咲く時期を間違えたような顔をしたノコンギクが水辺に数輪佇んでいたよ。
 ここを過ぎると芝生広場がある。そう、二年ほど前には、この広い広場が狭く見えるほどに人々で溢れていた。それでも、今日はふたつ、みっつと家族連れと思われるグループがランチを楽しんでいた。
 そう、実は、この芝生広場の東側に今日のおすすめスポットがある。
 かつて、みん花でも投稿したことがあるのだが、それはそれは素敵な黄葉を体感できる瞬間があるのだよ。
 さて、今日はどうだろうか?

📷2021/11/16:黄金色に輝く銀杏木

 そこには、神々しくも、いつか見たであろう懐かしさを覚えるノスタルジックな空間が展開されていた。
 戯れる母と子、降り注ぐ柔らかな光、いつまでもこの瞬間が続いてほしいと思う感情。
 たった三本の銀杏木が演出するその空間には、人々の夢と希望が溢れているかのようだったよ。

銀杏たちが見つめる母と子。幸多かれと祈る 気持ちまでもが黄金色に輝く瞬間

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花撮り人 街を流す 秋を写す

2021年11月15日 12時13分22秒 | みんなの花図鑑
📷11月11日:紫千振の花の盛りが過ぎていく
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
 このところ、何かというとムラサキセンブリの話ばかりだね 汗
 そう、猫の額ゆえ、さほど植物の種類があるわけではない。
 さらに、季節の移ろいとともに花が少なくなる今日この頃、咲いているのはほんの数種類だけなのだ。
 だから、投稿できる花は限られてしまう。

 ただ、言っちゃなんだけど、このムラサキセンブリの花だって時々刻々変化しているんだよ。
 こちらも雄性先熟の花だから、時とともに子房が変化していく。雄性期が終わり雌性期ともなると、柱頭が現れ受粉が行われる。交配が完了すると、徐々に花びらが閉じ、蒴果が形成されていくのだ。この工程は、同属のアケボノソウなどと同じようだね。
 上手い具合に種ができるといいのだけど・・・。

 そんなわけだから、猫の額の花の話は上記のみ。花のネタに困ると街に出る。
 ここ狭山では、やっと銀杏が黄に染まる頃となった。どうだろう、今年は早いのかな、それとも遅い? つい最近まで、夏日はおろか、真夏日が珍しくなかったわけだから、関東の平野部では平年並みか、やや遅いとの観測がなされているようだよ。
 林縁に咲くツワブキでさえ、これでもかとばかりに黄色の微笑みを蓄えて、道行く人々に媚を売っている(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

巨大団地の銀杏にも秋の装いが・・・ 林縁に咲くツワブキの彩りも鮮やかに

 そうかと思うとだよ、あの秋明菊がゆく秋を惜しむかのように、いまだにボンボンのような蕊を黄に染めていた。さすがに花びらのそこここは淡褐色が滲み、終焉の兆しも見られるのだが・・・。
 その一角にはムラサキツユクサも咲いている。この子たちは、秋が深まっても怖じることなく花を付けている。
 濃い青紫もいいが、青から薄紫、そして淡い白へと色が褪せていく面白さに目を引かれたものである(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/11/12
ゆく秋を惜しむかのように咲く秋明菊
📷2021/11/12
路傍を見つめる濃色のムラサキツユクサ
📷2021/11/12
グラデーションもいい

 そこには、秋たけなわの情景が展開されていた。用水路の脇に広がる尾花の連なり、黄金色から錆色へと移りゆく葉叢の上部には、あたかもその先の情景が透けて見えそうな白銀色の穂がそよと揺れている。

📷2021/11/14:白銀色の穂がそよぐ

 おや、おや、かつては花だった引っ付き虫と、いまだ容色衰えることの知らないミルキーウェイの共演だ。
 うわっ、入道雲のように大空にそそり立つ菊花、キクのイメージが変わった瞬間! (画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/11/14
ミルキーウェイ VS 引っ付き虫!?
📷2021/11/14
そそり立つ白菊

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疑惑の苗とマツムラソウのこと

2021年11月11日 16時25分02秒 | みんなの花図鑑
11月上旬、アネモネ・シルベストリス咲く
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
 朝、6時過ぎ、卵焼きを作ろうと思った。猫の額の主夫が作るときは、白出汁にみりん、そして砂糖を入れて撹拌する。
 うわっ、砂糖がない! いきなりの挫折感に心が波立つ。これではならじと、押っ取り刀で付近のハードディスカウントストアへ。こちらは、午前2時~午前4時だけ休業という、それこそハード(ブラックとは言わない)な小型スーパーなのだ。

 無事、三温糖を買い込み帰途に就く。門扉を開け一歩踏み込むと、玄関脇の小庭で白い物体が目に入った。
 えっ、なに、なに、花じゃないの! そう言えば、この辺に、3月末にお輿入れいただき、以来ずっと沈黙を守ってきていたアネモネ・シルベストリスが生息してしていたはずだ。
 あららっ、春に咲く花じゃなかったのか。そう思って、改めて検索してみると、花期は4~10月とある。それにしても、季節外れの開花じゃないの😲
 温暖化は、こんな小さな花壇にも影響を与えているのだろうか。

 秋の深まりとともに、植物たちは、今年一年の成長の跡をその形姿に印す時が来たようだ。早いものはすでに蒴果を蓄えつつあるし、そうでないものもその花を誇った往時の姿とは異なるフォルムを見せ始めている。
 一つ例を上げてみようか。マツムラソウである。


🌼 花の名前: マツムラソウ 📸 撮 影 日: 2021/10/23
🌱 科 目 名: イワタバコ科マツムラソウ属の多年草 📅 投 稿 日: 2021/11/11
📝コメント: 日本の自生地としては、西表島、石垣島が知られている。レッドデータ環境省カテゴリでは、絶滅危惧ⅠA類(CR)に分類される。
⛺️ 撮 影 地: 自邸ベランダ

 今年の春過ぎ辺りから、得体の知れない芽があちこちに萌え出ていた。最初のうちは、雑草だとばかり思って出れば引っこ抜く、また出れば負けずに引っこ抜くということを繰り返していた。
 そのうち根負けし、ほったらかしておいたら、以前育てていたグロキシニアの苗のような気がしてきた。ちょと厚めの葉が似ているように思ったのだ。
 いくつかを鉢に盛って、またまたほったらかしておいた。

疑惑の苗の生存者たち 笑

 成長するに連れ、思いついたのがマツムラソウのことである。確かに昨年、たくさんの蒴果をつけていた。でも、プランターや坪庭まで、あちこちへと撒き散らされることなどまったくの想定外だった。

 11月に入って、そのいくつかの株の先端に真紅の穂状のようなものを見つけた時、疑念が確信に変わった。これは、マツムラソウの苗だと。
 いまから思えば、どれほど多くの苗を☆ミにしてしまったことか。かなり残念な気持ちに支配されている。

先端に見られた真紅の穂 これが蒴果かな!

 そうだ、おまけを一つ記しておこかな。
 確か、みん花時代のことだと思うのだが、キクの挿し木を称して“ズボッと菊”とか“ぶすっと菊”とか仰っていた方がいらっしゃったと思うのだが・・・。うろ覚えだから正確な表現など忘れてしまった。要は、キク類は容易に挿し木が行えるということを表現したものだと思う
 はい~、活用させてもらってますよ。実は、都忘れの塩梅がよろしくない状態が続いていた。そんな時、上記の“ズボッと菊”とか“ぶすっと菊”を思い出したのだ。
 まだ元気そうな枝を切り取り、ズボッと空いている鉢に挿しておいた。それが一ヶ月ほど前のことだ。
 そして、つい先日、散歩の途次、路傍に咲いているコンギクを発見した。何方かが植えたとは思えない場所、それではと一茎手折らせていただき、帰宅後メネデールに漬ける。
 落ち着いてきた都忘れはともかく、コンギクの方は座興だね。花の部分と茎の部分、2本ズボッとしてみたが、上手く行ったらお慰みといったところか。

手折ったコンギクのメネデール漬け

左の鉢が都忘れ(上部)とコンギク(下部)をズボッと植えた鉢。右は従前からあったヒメノコンギク
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウメバチソウの種ができるまで

2021年11月10日 11時54分35秒 | みんなの花図鑑
11月7日:もう一つの鉢も紫だった
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
 種が混在してしまったセンブリとムラサキセンブリ、いずれの鉢も紫だった。白のセンブリは何処にいってしまったのだろう。
 
 さて、今日のネタだけど、ウメバチソウにしてみようかな。
 ご存知の通り、ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草で、花茎2~3cmの梅を思わせる純白の花をつける。なかなか愛らしい山野草だ。
 ほらっ、ビフォー&アフターじゃないけど、この2つ並べたウメバチソウ、何が言いたいかわかる?
 そう、子房にご注目いただければ一目瞭然なのだよ。
 左側の花、花枝(雄しべ)がすべて反り返り、子房の先端に柱頭が現れてるでしょ。そう、四裂している。
 この段階で、雄しべの葯の先端には、もう花粉があまりついていない。いよいよ受粉する気になったって証なのだ。
 それに対し、右側の花、一本だけだけど、奥の雄しべがまだ子房に貼り付いているのがわかる。子房の先端はまだ割れてないでしょ。こんなことから、ウメバチソウは雄性先熟の花であることがわかるね。

 
🌼 花の名前: ウメバチソウ   📸 撮 影 日: 2021/11/01 9:22
🌱 科 目 名: ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草   📅 投 稿 日: 2021/11/10
📝コメント: "北海道から九州の日当たりのよい湿地に自生する。花期は8~10月、2~3cmの梅を思わせる純白の花をつける。
  ⛺️ 撮 影 地: 自邸ベランダ

 ウメバチソウが受粉に成功すると、その子房は白から黄緑へ、さらには濃い緑へと変化し、やがては乾燥して茶褐色となっていく。
 まぁ、茶褐色になったからといって、そこに種が詰まっているとは限らない。単に、枯れちゃったって言うこともあるからね 笑
 しっかりと種ができていて、時が至り、神の啓示が降されると、子房の基部から上に向って裂け、1mmほどの種子を放出することになる。もっとも、放出させてしまったらガーデナー(注:プロの庭師じゃないよ、園芸愛好家の意味で使っている)の負けだけどね。
 何故かって? ガーデナーは、己が掌中に種を収めなければならないからだよ。


 あっ、そう、そう、前述した雄性先熟のことだけど、一言でいうと「雄しべが雌しべより先に成熟して自家受粉を防ぐ仕組み」ってことになる。
 花たちにとって、自家受粉ってやつは善し悪しなんだって。周囲に好いたお方がいなければ自家交配で子孫を残すことができるというメリットがあるものの、そればかりだと「遺伝的組合せの多様性の低下をもたらす」などというデメリットにつながるという専門的な解説がなされている。
 なかなか難しい表現だが、適応度が低下し、種の存続の危機につながるのだ。うん、これは植物ばかりでなく、生物全般に言えることだね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そだレポ:ムラサキセンブリとのひととせ

2021年11月05日 19時33分11秒 | みんなの花図鑑
クリックすると元画像が別ウィンドウで開きます
11月3日:咲き進むムラサキセンブリ
(タップすると元画像が別ウィンドウで開きます)
「なんとまぁ、気の長い企てを志したのだろう」
なんて、いまは思う。
 種を蒔き、水遣りを欠かさず、時宜に応じた心遣いで芽が出ることを待つ。
「苗を買えばいいじゃないか? 手間が省けるし、気に入った花がすぐ手に入る。」
 ずーとそう思っていた。いや、いや、本当のところいまだってそう思っている。
 
「どう、センブリを育ててみない。種から!」

 昨年、いろいろご教示頂いている山野草の師匠から、メールでそんなお誘いを受けた。
 内心、困ったことだな、なんて独り言ちた。センブリを育てるなんて自信ないし、種からなんて面倒だ。しかし、せっかくのお申し越しをお断りするのも気が引けるので、「それでは・・・」とチャレンジすることに。

 確か、種蒔きしたのは2月頃だったと思うのだが、残念ながら記録がなかったので定かなことは申し上げることができない。
 まぁ、それ相応の年ともなると、記録にとどめておかないと、記憶になかなか残らないという不具合が生じる。これは、致し方のないことだ 笑

 初めての挑戦ではあったが、4~5本の花茎が立ち、二年草だけにロゼット状で年を越そうというグループが10株ほど成長した。
 そして、9ヶ月ほど立った11月2日の早朝、一番花の開花を見ることができた。


🌼 花の名前: ムラサキセンブリ 📸 撮 影 日: 2021/11/02 7:01
🌱 科 目 名: リンドウ科センブリ属の二年草 📅 投 稿 日: 2021/11/04
📝コメント: "関東以西から四国、九州、朝鮮、中国東北部からアムールに分布。センブリに似るが、紫の花をつける。レッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定。
⛺️ 撮 影 地: 自邸ベランダ

 この日の日記では、そんなセンブリたちの成長の足跡を辿ってみようと思う。
 ただ、これほど上手く成長して、その花姿を見せてくれるなど想定外のことだったので、事細かな記録は残っていない。繰り返すことになるが、記録がないと、己が脳内の生体メモリーにアーカイブされることは望み薄だ。
 幸いにして、折々に写真は撮っていたので、その画像を貼り付けることで、そだレポ(育てている植物の栽培記録)に変えたいと思う(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/03/04
発芽を確認
📷2021/03/04
ミクロのもやし!?
📷2021/04/15
本葉らしきものを確認

 とにかく、このセンブリの種というやつはとても小さい。ミクロという表現が大袈裟ではないほど小さいのだ。鼻息の荒い猫の額の庵主など、呼吸をしようものならそれだけで吹き飛んでしまうほどの細かさなのだよ。
 それがモヘモヘとわき出てくるわけだから、それだけで神秘を感じちゃうよ。
 水遣りにしてからが恐る恐るといった風。ジョウロの水流だって、この子たちにしてみれば南岸低気圧がもたらすゲリラ豪雨のようなものなのだろう。
 それが、5月ともなると、なかなかしっかりしてきて、植物らしき態様を整えてくる。
 さらに一ヶ月後、6月23日の画像では、「これからずんと大きくなるぞ!」という株と、「私、今年は咲かないわ!」と囁きながらロゼット状のまま周囲の気配を伺っている株とを確認することができる。
「ほらっ、僕はこんなに大きくなっただよ!」なんて、 誇らしげに背伸びをしているのが7月18日の画像だ(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/05/22
植物っぽくなってきた!
📷2021/06/23
おっ、葉が階を重ねてきたど
📷2021/07/18
対生する葉の節間が広くなってきた

 7月18日の画像から2週間ほどが経過した31日、このA鉢の株たちが順調に成長していた。A鉢は当初6本の伸長した株と、2~3のロゼット状の株が見られたのだが、1本、また1本と姿を消して3本だけが残った。
 B鉢の成長苗は1本だけ、残り8株がロゼット状態を保ったままとなっている(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/07/31
成長著しいA鉢
📷2021/08/29
A鉢で残ったのは3株
📷2021/08/29
B鉢は1本だけ伸長し、あとはロゼット

 9月初旬、A鉢の株には側枝が確認できるようになる。
 10月初旬ともなると、A株、B株ともに待望のつぼみが目立つようになり、いやが上にも、期待が高まる(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)


📷2021/10/09
A鉢には側枝が確認できるようになる
📷2021/10/10
つぼみの多さに胸躍る!
📷2021/10/12
画像右手手前がA鉢、奥がB鉢

 ここまで来ると、あとは開花を待つのみって気になってくる。初めてのチャレンジにしては、ことのほか上手く運んでいる。いや、出来過ぎの感が否めない。
 花育てにしたって結果がすべて、まぁ、たまには自分を褒めてやってもいいだろう 笑
 10月初旬ともなると、A株、B株ともに待望のつぼみが目立つようになり、いやが上にも、期待が高まる(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/10/23
B鉢の頂上花のつぼみ
📷2021/10/23
A鉢の頂上花のつぼみ
📷2021/10/31
B鉢に小さなほころびが

 2月の播種から9ヶ月が経過しようとしている。長い道のりであった。もう一息だね。すべての苦労が報われる瞬間がそこに待っている(大袈裟だねぇ~。水遣りしてただけなのに 笑)
 猫の額において、センブリの初めての開花はB鉢であった。ムラサキセンブリである。
 開花は11月2日の7時に確認した。長かったなぁ~~~。種からの育成って、半端ないよね。
 その12時くらいの画像を見てみると、雄しべの葯にはびっしりと花粉が充ちているのがわかる。花の態様は、とどまることを知らぬ気に時々刻々と変化していくのだね。
 そして、今日、B株の花数は七輪となった。なかなか雅なものだね(画像をクリックすると大きな画像が表示されます。{戻る}ボタンをクリックすると前の画面に戻ります)

📷2021/11/01
B鉢の頂上花のつぼみがほころぶ
📷2021/11/02
雄しべの葯には花粉が確認できる
📷2021/11/05
なんとも雅な花姿なのだ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする