
📷2022年5月23日:駐車場に限りなく駐車(?)していた。キキョウソウである。
今日(5/23)、メディアで「埼玉の菓子老舗が不適切表示」との有り難くない報道をされてしまった菓子店に和菓子でも買おうと家を出た。
まぁ、リーズナブルなお値段でそこそこ美味い和菓子が食えるので、拙宅では愛用しているのだよ。
家を出てすぐ右手にある駐車場に、風にそよぐ野草を見つけた。
とあるサイトでは「逸出帰化植物』とあった。キキョウ科キキョウソウ属のキキョウソウ(桔梗草)である。

📷2022年5月23日:結構しっかり花を付けている。これに気づかないかな?

📷2022年5月23日:お~~~い、どこまで曲がってんだよ~!?
別名をダンダンキキョウというそうだ。階段状に咲くからか、それとも段々と増えるからか、どっちだと思う。
増えるんだったら、ドンドンキキョウというべきか。段階を踏んで咲いていくからが正解のようだ。
ちょっと臍曲がりな奴もいる。個性豊かな桔梗の仲間だ。

📷2022年5月23日:いつもの公園、林の周回コースを南側から入る。そこには、昨年見つけたコナスビが生えている。

📷2022年5月23日:全開するとこんな感じ。
途中、いつもの公園を横切っていく。緩やかな起伏がある。下ばかり向いて歩くので、ときどき足元が危うい。これは、歳のせいもあるのかな。いや、そんなはずはない。きっとこの公園の起伏のせいなのだと、強く自分に言い聞かせる。
木漏れ日の中でコナスビが咲いていた。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、花期は5〜6月とされる。
この子のどこがサクラソウで、なにがオカトラノオなのか、そんなこと考えると夜も眠れない ( -_- ) zzzZZ

📷2022年5月23日:今年も無事にイチヤクソウが幾株か顔を見せていた。
北側の周回コースにはイチヤクソウが息づいている。ツツジ科イチヤクソウ属の常緑の多年草とされ、光合成ばかりか菌への寄生によっても養分を吸収する部分的菌従属栄養植物であることが知られている。
初めてイチヤクソウに出会ったのは、八ヶ岳美術館を取り巻く森の中でのこと。ベニバナの方だったが、やたらと生えていたので雀躍しながら撮りまくったものである。
白花の方とはいえ、こんな間近に自生しているなんて、狭山の地も捨てたもんじゃない。

📷2022年5月23日:株が思ったほど大きくならないね。シオデだと思うのだが・・・。

📷2017年5月1日:今年の花は見ることなく終わった。これ、5年前の写真だよ。
サルトリイバラじゃないよね。茎に棘はないし、葉の形状も細長い。
線香花火のような小さな花を付けるシオデ、今年はその花を見ることなく終わった。花の写真は、2017年5月1日のものである。

📷2022年5月23日:なっ、なんじゃ~、この紅いチチコグサは~~~!?

📷2022年5月23日:どうも、ウスベニチチコグサというらしい。。。

📷2022年5月23日:なんとまぁ、チチコグサにもいろいろな種類があるってことなんだね(o-´ω`-)ウムウム
和菓子を贖い帰路に就く。大規模団地を抜け、小・中学校の方に抜けようとした路地の野草に目がいった。
その形状から判断するにチチコグサではなかろうかと思ったのだが・・・。花が紅色に染まっている???
こんなチチコグサ、初めて見たよ。G先生に問うてみると、ウスベニチチコグサ(薄紅父子草)なんだと言う。キク科チチコグサモドキ属の一年草だ。花期は4〜8月というからかなり長い間咲いていることになる。ちなみに、チチコグサは、キク科チチコグサ属となるようだね。
こやつ、長い間、見逃してたってこと? それとも、突如、天から降って湧いたってことか?
まだ、まだ、猫の額の周辺でも、新しい発見があるということを思い知らされた一日であった。