桔梗色、桃色、そして白色と、三種の花色を楽しんだキキョウなのだが、盛りが過ぎたので、枝々をだいぶ切り詰めた。
切り戻すことで、あわよくばつぼみを付けはしないかとの浅知恵(?)からである。
運よくいくつかつぼみが萌し、咲いてはくれたのだが、どうも花びらを一枚、二枚、どこかに置き忘れてきたようなのである。
実は、切り戻してから数日、気にすることもなくやり過ごしていたのだが、関東に梅雨明けが発表された翌日、水遣りの折りに見るともなく見てみると、上述の通り、四弁花やら、三弁花などが咲いていた。
まぁ、種によって一応は葉の数は決まっているらしいが、環境変化やら、突然変異などで原型の種からは逸脱した枚数の花が咲くことはよくあるのだという。
このキキョウでも、四弁、三弁などと少ない花びらを見せる場合もあるし、その対極にある六弁などと花びらが多い場合などもあるようだ。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
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もちろん、この少弁花、いや異弁花(と言った方がいいのかな)の現象はキキョウに限らず、いろいろな花で見ることができる。
猫の額でも、センブリの三弁花、四弁花を確認したことがあるし、アケボノソウでも同様な現象を観察したことがある。
隣人(?)とは言え、花たちの世界も面妖な輩が徘徊するミステリアス・ワールドのようだ。
シキンカラマツのつぼみである。もちろん、いく度も間近で鑑賞したこともある。
すっくとした立ち姿の流麗さ。
薄紫の萼片と、レモンイエローのしべとのコントラストの秀麗さ。
その時の印象はと言えば、上述した二点である。
そう、カラマツの仲間にしては草丈が大きいのもいい。
4月下旬、秋田の花友さんにお送りいただいたのだが、すぐさま地植えとして三ヶ月ほど、順調に成長しているようだ。
こちらのキレンゲショウマ、つぼみ自体の数は例年に比べても多く、目を瞠るばかりなのである。
それに引き換え、生育は少し遅いような気がする。
昨年も、いくつかのアクシデントが重なり、一番花が咲いたのは7月24日であった。
さて、今年は・・・・・・。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
ブラックホールの口が開いてきた。今度は、何を飲み込もうというのだろうか?
重畳とした総苞片が印象深い。
いや、困った。
花がない。まったくないわけではないのだが、いつも同じものをアップするわけにもいかず、数日休んでしまった。
そう、花日照りなのである。
いつものWeblio辞書で、「日照り」を引いてみる。
「日が照ること」、これはまんまの意味だ。次に、「あるべきものや欲しいものが不足すること。 「女-」」とある。であるからして、「花日照り」という使い方も、まぁ、あながち間違った用法ではないと思う。
そう、例文にある用法は、もう数十年この方日照りっぱなしだが、この時期、写真を撮る対象としての花が不足しがちなのは私一人のことではないだろう。
上記文章は、2020/1/31に「みんなの趣味の園芸」に投稿した『花日照り!?』という日記に、一部改訂を施したものである。
山野草をもっぱらとする小庭では、1月というのはことさらに花が少ない。そして、それは7月も同じような現象が惹起される。そう、この時期も花日照りに見舞われるのだ。
だから、オクラなんぞの花を無理矢理こじつけてアップするなんてことをやってのける。おう、実というか、果実の方はそろそろ食い頃の大きさとなってきたようだ。そうだ、今日の晩酌のあてに用意しておいたおぼろ豆腐に刻んでのせて食らうこととしようか。
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
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春から初夏にかけてほころんだ花々のいくつかには、いま実が蓄えられている。こんなことでさえ、草本を育てるモノにとってはひと時の喜びとなる。
そう、実が出来たらその種を取り出して蒔いてみよう、なんてことを考えるわけだが、むやみに播種してしまうと臍を噛むことも。
ムサシアブミに初めて実がついた時、どうせそれほど発芽確率はよくないだろうなどと高を括り、朱い実の部分をこそげ落として播種したのだが、驚くほどの発芽を見て、その処分に困ったことがあった。所詮、猫の額なのである。身の程知らずとはよく言ったもので、身の丈に合った種蒔きをするにこしたことがないと悟った次第である。
青並葉木立紫覆輪星咲は二株を一鉢に収めてある。木立性の矮小種だから、いまのところこの環境でちょうどいいように思う。
何と言ってもつるを伸ばさないだけに、小さくまとまって、一日一輪、二輪と咲く様は大人しやかな朝顔姫といったところだろうか。
いつの間にか、オゼミズギク(尾瀬水菊)の舌状花が色付いていた。
おや、花のセンターに小さな洞が見えている。まるでミニアチュアのブラックホールのよう。はて、何を吸い込んでいるのであろうか?
ツユクサでもよく目にする二階建ての花姿、メガネツユクサでもこんな咲き方を見せてくれる。
薄い藤色に白覆輪の配色が、いかにも涼しげである。
<青並葉木立紫覆輪星咲(G0375:あおなみばこだちむらさきふくりんほしざき)>
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注)この種子は、国立大学法人九州大学から提供されたものである。
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「青並葉木立紫覆輪星咲」とは言っても、変化朝顔にはいろいろな変異が潜んでいるといっても過言ではない。
だからなのか、その花姿は一様ではないようだ。星咲きとは言っても、10日に咲いた花は巻きスカートのように一部が切れていた。
そして、「木立」との名の通り、つるに依存せず直立して咲き続けている。その花の背後には、これから咲くであろうつぼみを蓄えた木立の先端が見えている。
変化朝顔自体、変わり咲きなのだが、その一つの個体のなかにはさまざまは変異要素が潜んでいるようである。
なにか目新しい被写体はないものかと、小庭を見て回ったのが五日前の事であった。
その折り、葉陰に小さなアネモネ・シルベストリスのつぼみを発見した。
一般的な花期は3~5月とされているが、なぁ~に、この花は気が向けばぽつりとつぼみを付け、勝手にほころび始めるのだ。
時期外れだけに、盛期と比べちょっと小さいかな。それが、なんとも愛らしく、雨に打たれていた鉢をベランダに引き上げ撮ってみたのである。
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スズカケソウ(ゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草)である。どこまでも、何処までも伸びていくのである。
初めての付き合いなので、どのように育てたらいいのか見当がつかない。大自然のなかで、このスズカケソウはどんな生活を送っているのだろう。
やはり、折を見て、摘まんで挿すのが理に適い、無駄もない活用法と言えるのではないだろうか。
小暑を過ぎたばかりである。そう、まもなく大暑がやってくるのだが、今日こそ雨に祟られ猛暑日とは縁が切れたようだが、それまでは40度に迫ろうかという陽気が続いていた。
キキョウ的には、いまを盛りと咲き乱れていても不思議ではないのだが、もう打ち止めなのだろうか?
花柄もちゃんと摘んでいた。液肥も忘れずにやってきた。それなのに、キキョウはもうほころんでくれないのだろうか。
試みに、剪定してみた。気が変わって、花芽を付けてくれたらいいのだが。