Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

車絞(くるましぼり)という花模様の変化朝顔

2024年08月11日 15時11分35秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年8月5日:車絞の変化朝顔が、満を持して咲き出そうとしている。
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 📸2024年8月11日:黄打込弱渦林風葉淡紫地紅紫車絞丸咲
 (き うちこみじゃっか りんぷうば あわふじじ べにむらさき くるましぼり まるざき)
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 📸2024年8月11日:車咲きの文様があまり鮮明ではないが、地色との対比が面白い。
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 📸2024年8月11日:横顔を見る。黄打込弱渦林風という葉も面白い。
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 📸2024年4月22日:上記画像は遺伝学普及会の解説文よりの引用。
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 上記解説にある通り、葉や花びらがやや厚みを増し、弱いがしわしわと波打つ弱渦系統である。
「車絞」という模様は、東京朝顔研究会の「朝顔の用語解説」を拝見すると、「色地に、覆輪が花弁の中央近くまで流れ込み、星形の模様になる。流れ込んで模様がぼやけているものは花笠と呼ぶ。」とある。
 上記の画像を見ると、模様がいささか流れているようだ。すると、「花笠」ということか。まだ、一番花が咲いたばかりなので、綺麗な車絞が見られるまで根気良く見守ろう。

<2022年に出逢った猫の額の車絞>
 📸2022年8月6日に出逢った淡青紫地青紫地車絞丸咲。
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 📸2022年8月27日に出逢った淡水色地車絞丸咲。
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 📸2022年9月9日に出逢った青車絞の切咲き。
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野仏と出逢う

2024年08月10日 16時03分25秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年8月10日:おや、こんなところにお地蔵さまが置かれていたなんて。
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 📸2024年8月10日:菩提寺の本堂にお塔婆を頂きに訪れた。
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 📸2024年8月10日:本堂に、塔婆がずらりと並ぶ(あれっ、あまりきれいな字ではないな)。
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 📸2024年8月10日:お盆の頃、境内のモクゲンジには袋状の実が露わとなる。
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 今年の盆の入り(迎え火)は8月13日だという。ところが、10日が土曜日ということで、帰省ラッシュは今日がピークなのだとか。その上、16日の送り火の日が金曜日であるため、今年のお盆休暇は最長9日間と長期に渡る。
 お迎えの日は寺も混む。そこで、ちょっと早いが今日お迎えに行ってきた。
 おや、小さなお地蔵さまが本堂の脇に置かれていた。見たところ、まだ新しい野仏のようだが、以前からそこに在ったかのように自然の中に溶け込んでいる。ぴょんぴょんと伸びたエノコログサがいい味を出していた。

<菩提寺とモクゲンジの実> 

モクゲンジの実を拾いに菩提寺へとブラ散歩の巻 - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📷2022年11月11日:これが噂のモクゲンジの実なのだ。(画像をクリックすると大きな画像が表示される。{戻る}ボタンで元のページに復帰)もくげんじ?誰だそいつは?いや...

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2024年8月10日:坪庭の草々たち

 📸2024年8月10日:灯籠の火袋をくぐらせたスズカケソウ、つぼみが色付いてきたようである。
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 📸2024年8月10日:春に萌芽した葉はあらかた萎えてきたが、7月に萌芽した新葉だけはまだ瑞々しい。
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 📸2024年8月10日:咲き残るヒメギボウシの花。
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 📸2024年8月2日:斑入りのツユクサばかりはまだ威勢がいい。
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 猫の額では、お盆の時期、花の姿を探すのが難しい。
 それでも、一つや二つは目にすることができるのだが、やはり、それほど元気とは言えない。そう、草々にとっても受難の時期と言えよう。
 今年は、変化朝顔の方も捗々しくない。土が合わないのか、なかなか繁茂というには程遠いのが現況なのだ。


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立秋に咲くヒメギボウシ & 今日の変化朝顔たち

2024年08月07日 11時50分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年8月5日:ヒメギボウシ
 (姫擬宝珠:キジカクシ科ギボウシ属の多年草)
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 📸2024年8月5日:鉢取りし、あたかも地植えであるかのように配置してみた。
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 📸2024年8月5日:地植えはあらかた花が終わり、葉ばかりとなっているが・・・・・・。
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 立秋である。「秋立ちぬ」とは名ばかりで、実はこの立秋の頃こそが夏の暑さのピークなのだとか。
 だが、上記は「かつての日本の気候では」との但し書きがつくようである。7月から猛暑日の連発で、ヒト属はおろか夏の花でさえ顔色がない有り様なのである。
 だからなのか、はたまた好みが偏り過ぎているからなのか、見目好き花が払底している。そう、もう何度も申し上げている通り、花日照りなのである。かろうじて撮っておこうかと思ったのがヒメギボウシなのだ。
 猛暑日が続く中で、至る所で草々が茶枯れていく。昨年地植えにしたフジバカマが、シロフジバカマとともに暑さに負けた。ひと頃、とても調子がよさそうだったレンゲショウマも萎れ、朽ちていく。

 📸2024年8月7日:昨年、この辺りにフジバカマの綿毛を蒔いておいた。
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 📸2024年8月7日:脇芽が伸びている株もあるので、花を期待したいところだが・・・。
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 ただ、二種のフジバカマは、昨年、その綿毛を採取し、あちこちに蒔いておいたので、その甲斐あってか十数本の若き苗たちが立ち上がっている。
 播種した翌年に花が付くのか、いまのところ判然としないが(藤袴の種蒔き初めてなので)、バックアップは上手くいったように思うのだが・・・・・・。

 📸2024年8月6日:変化朝顔
 黄縮緬抱丸葉紅鳩台咲(き ちりめん かかえまるば べにばと だいざき)
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 📸2024年8月2日:台咲きの変化朝顔。
 腰が折れているが、暑さに負けた訳ではない。
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 📸2024年8月6日:団十郎もどき(?)の艶姿(?)。
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 📸2024年4月22日:茶覆輪の変化朝顔。
 青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲(あお ふいり とんぼば こだち ちゃふくりん まるざき)
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 📸2024年4月22日:斑入りの蜻蛉葉が涼を添える。だが、暑いことには変わりがない。
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変化朝顔:吹雪やら 大輪やら<黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲 & 青斑入蝉葉藤丸咲大輪>

2024年08月05日 11時38分05秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年8月5日:黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲(き うちこみ じゃっか ふじいろふぶき まるざき)
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 📸2024年8月5日:吹雪という模様の変化朝顔である。
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 📸2024年4月22日:上記画像は遺伝学普及会の解説文よりの引用。
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 まだ、つるの張りが弱い。用土がいけなかったのか? 天候のせいか? 栽培しているモノにとっては後者のせいだと思いたいのだが。
 変化朝顔は、一般的に、正木(まさき)と出物(でもの)の二種がある。
 正木とは、飛び抜けた変化は見られないものの「黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲」といった名に則した花が安定的にみられ、種子を取ることもできる。
 出物とは、花ばかりでなく、葉やしべまでもが大きく変化し、これが朝顔かと驚くような姿を見せ、種子を結ばない(不稔という)。
 遺伝の授業って覚えてる? 生物など、理系の授業はほとんど頭に入らず手こずったことだけは覚えているが、その他の授業内容などはほとんど脳内メモリにアーカイブされていない。まぁ、意図して何と何を交配して「なんちゃらかんちゃら」の出物を生み出すなんてことははなから考えていないので、正木系統の種を入手して楽しんでいる次第である。
 もし、出物を目指して栽培に励もうと思ったならば、九州大学(http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/)にアクセスしてみるといいだろう。

 📸2024年8月2日:青斑入蝉葉藤丸咲大輪(あお ふいり せみば ふじ まるざき たいりん)
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 📸2024年8月2日:大輪朝顔は見応えがあるね。
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 📸2024年8月1日
 前日の夕立(ゲリラ豪雨かな)が祟ったのか、花びらを開くことはなかった。
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 📸2024年4月22日:上記画像は遺伝学普及会の解説文よりの引用。
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「藤」とあるのだが、桃色と言ってもいいくらいに、もっと鮮やかに発色している。カメラのせいではないよ。見た目もピンクに近い感じ。
 花径10㎝を越える大輪朝顔だけに、昨今のゲリラ豪雨などには覿面に応える。前日、つぼみの状態で雨にあたろうものなら、翌朝の姿はとても惨めなものとなってしまう。そう、せっかく咲いたというのにね。

<あの日、あの時の変化朝顔たち:2022年8月27日>

祭りだ! 祭りだ! 朝顔祭りだぁ~! ~猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 27th, 2022~ - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📷2022年8月27日:これは初めての色と模様だ。蒔いた時期によっても違うのだろうが、やはり変化朝顔はこれからが真骨頂と言っても過言ではない。あまり上等とは言えないメモ...

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変化朝顔の夏が来た! <青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲 & 黄縮緬抱丸葉紅鳩台咲>

2024年08月01日 12時08分10秒 | みんなの花図鑑

 📸2024年8月1日:青斑入蜻蛉葉木立茶覆輪丸咲(あお ふいり とんぼば こだち ちゃふくりん まるざき)
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 📸2024年7月30日:木立性の矮小種である。葉の斑入りもチャームポイントの一つ。
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 📸2024年4月22日:上記画像は遺伝学普及会の解説文よりの引用。
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 葉月朔日となった。時候に喚起されたわけではないだろうが、4月に遺伝学普及会から取り寄せた変化朝顔が次々と咲き始めた。
 こちらは、「青(葉色) 斑入(葉の模様) 蜻蛉葉(葉形) 木立(つるの性質) 茶覆輪(花色) 丸咲(花の形)」である。読みは、「あお ふいり とんぼば こだち ちゃふくりん まるざき」となる。
 茶の花色は、どこか団十郎朝顔を思わせる。ただ、こちらは花が白覆となり、輪葉には斑が入る。その佇まいからは、渋さと粋が漂うかのよう。

 📸2024年7月31日:黄縮緬抱丸葉紅鳩台咲(き ちりめん かかえまるば べにばと だいざき)
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 📸2024年8月1日:筒が折り畳まれたように咲く台咲きである。上から見るとデベソのようだ。
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 📸2024年8月1日:背後から見ると、筒が折り畳まれた様子がよくわかる。
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 📸2024年4月22日:上記画像は遺伝学普及会の解説文よりの引用。
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「紅鳩」とは、「紫がかった鼠色」のこと。
 日本の伝統色に「鳩羽色」というのがある。Webカラーでいうと「#95859c」となるようだが、いわゆるカワラバトの羽にみられる灰みがかった薄い青紫色のことを指す。こちらは「紅鳩」だから、やや赤みに振れるということか。複雑な色である。
 三枚の画像、それぞれに色具合が異なるが、朝方の強い太陽光は色までも幻惑する。実際の色目は、解説文を付けた三枚目に近いかな。簡単な編集はできるが、色の調整はなかなか難しい。そこまでの技量がないことを悔やむばかりである(慙愧 慙愧)。
「台咲き」に関してだが、「Search Labs | AI」には、「花筒の部分が折り返して、花の中央におへそのようにでっぱりがある咲き方」とある。なかなか興味深い咲き方である。
 ご参考までに、202208月3日付「台咲が出たようだが・・・~猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 3rd 2022~」を貼っておいた。宜しければご覧いただきたい。

台咲が出たようだが・・・~猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 3rd 2022~ - Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

📷2022年8月3日:初めて台咲が咲くのを間近にした。本来は、茶台咲きというようだが、燭台のようだね。「花筒が一度折り返し、花筒の中間に台ができるものを選んでみました...

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 今日(8/1)は、新たにもう二種が開花した。だが、肩や目の調子が思わしくない。続けての記述が覚束ないので、こちらは後日に回すことにしよう。

注1)上記のアサガオは、国立大学法人九州大学から提供されたものから派生したものである。
注2)文中にて使用した変化朝顔の品種名リストは、遺伝学普及会「変化アサガオ種子の頒布」ページに掲載されている「種子リスト2024(4.6).pdf」より転載させていただいた。アクセス時点で種子リストはアップデートされているため、本日記で紹介した品種がアクセスしたリストに掲載されているとは限らない。ご注意願いたい。


コメント (2)
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