VFR800は乗り物です!

その名の通り、VFR800について広く浅く知ってゆこう!というブログなのですが・・脱線が多いです・・

『スターターモーター』を調べる・・年内最終話

2010-12-31 19:13:49 | Weblog
『スターターモーター』では無いのならば・・『スターターリレー』の方なのか?

ということで・・『スターターモーター』側の(+)端子とボディアース(-)に



テスターの端子を付けて、『スターターボタン』を押した時に、電圧がかかるのか

調べてみようと思いました。



そうすれば、最終的に『モーター』か『リレー』かが解るはずです。

『キースイッチ』をONにして、スターターボタンを押すと・・



ちょっと低いですが、『12.62(V)』かかりました。

勿論、デジタルメーターの表示はニュートラルの『N』の表示

になってます。



次にクラッチを入れて・・

(このエンジンは750Fだから『1速』表示はしません。)



すると・・・当たり前ですが、デジタルメーターの『N』は消えます。

そして『スタータースイッチ』をONにすると・・・・



やはり、当然の如く・・・電圧は『0(V)』です。



ここで・・結論ですが・・やはり、『スターターモーターの異常』で結論づけて

宜しいのではないのでしょうか?


昨年に比べて・・解決出来ないで2010年を終わるのは・・・

残念です・・・・・

(エンジンの『火入れ』して終わらせたかったのに・・・)




年末最後は、なんとなくバイクブログに戻った『VFR800は乗り物です!』

です・・・

去年に比べて、更新が少ないのに・・それでも期待しつつ(見捨てず)

いつも御覧になって下さる皆様に、大変感謝しております。

(本当に感謝しております!!)

昨年の部屋の汚さもさることながら・・・今年も『エンジン事件』で異常な

状態で年越しとなりそうです。

  


来年も皆様にとって良い年であるように・・・

もし今年、凹むことがあったなら、最後には『宝くじ』が当たって、来年こそは

最高の年でありますように!!

では・・良いお年を!! 







『スターターモーター』を調べる・・続きの続きの続き

2010-12-31 18:25:34 | Weblog
ではでは・・『VFR750P』 俗に言う『RC-35』のエンジンにある

『スターターモーター』で、鉄心部分の変色度を比べてみたいと思います。



先ほどと同じように、まずは『オイルフィルター』の取り外しからです。

『フィルターレンチ』を使って、向かって左側にゆっくり回します。

今回は、あらかじめオイルは抜いてあるので・・



抜き取り作業は省略・・・・・ある程度、緩んだら、あとは手でクルクルクルクル・・・

オイルフィルターを取り外しましたら・・



次は『オイルクーラー』に行く『パイプ』の取り外しです。

これは『8mmのメガネレンチ』で外します。



どうせですから・・・2本とも外します・・が!!・・・残油が・・・・

どひぇ~・・・・・・・



ドロドロになりながら・・・・・・次は『スターターモーター』を固定して

いるボルト2本を外します。ボルト2本とは、写真のレンチがかかっている

2本です。



次に、(+)側の配線接続を外します。ゴムのカバーをドライバーなどで

めくってから・・10mmレンチで外します。



次に3本のケーシングビスを・・・あれ? 750FとPとでは

形状が違います。Fは『+ドライバーネジ』なのにPは『7mmボルトネジ』です。



外して見ると・・・ビックリ!! 全然形状が違う・・・・

(+)(-)のブラシ部分が各1個しかなく・・おまけにコイルの数が多い・・

(+)の接続端子の位置が違う・・・などなど・・



そんなことより・・鉄心部分ですが・・・・・写真の通り・・・

同じ位・・・ということは『スターターモーター』では無い・・・

ということ・・・?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく・・・





『スターターモーター』を調べる・・続きの続き

2010-12-31 17:36:08 | Weblog
直流モーターのしくみですが ここをクリック このページを参照にすると

大変、解りやすいです。つまり・・・・



端子を通して、ブラシに(+)・・ボディアースを通して、ブラシに(-)

が流れコイルに電気が流れて・・回転力がかかる・・・

回転すると次のコイルに電気が流れる・・・



で・・次のコイルに電気が流れて、回転力が・・・

の繰り返しなんですね・・・・

このコイルが、アイドルギアを動かすんですねぇ~



では・・・最後に・・例の変色ですが・・正常か?

そうではないのか?を・・・この750P 予備エンジンで



確認してみましょう!!

まだまだ・・・続きますよぉ~ぉ!!



『スターターモーター』を調べる・・続き

2010-12-31 16:32:14 | Weblog
やっとのことで取り外した『スターターモーター』ですが・・・

これを元に戻すには・・新品の『パッキン』『ナット』類が必要です。
なので・・エンジン復活は・・来年に持ち越しが確定・・・



そんな テンションサゲサゲ の気分の中・・いざ・・・

分解してみると・・・・・・



モーターの『回転の元』となる電磁石の部分に『カーボン(すす)』が

付着してました。

落としてみると・・こんな感じです・・・・・・



更に・・『アーマチュア(鉄心)』部分を外してみると

やはり・・カーボンが付いていました。



ブラシ側も・・この通り・・・周りがカーボンだらけで・・・

このカーボンって、なんなんでしょうか? 回転部分の摩擦による

鉄粉なのでしょうか?



カーボンを落として見ると・・・こんなに綺麗に・・・・・

やはり、このカーボンが原因なのか???



早速、マニュアルで点検内容を確認します。

まずは・・・鉄心部分の変色を確認しなさいとあります。



しかし・・変色と言っても・・・どんな色が変色??

それは・・後にして・・・・・

次に鉄心間の導通を確認し、鉄心とシャフトの導通を確認します。

鉄心間は導通ありでOK

鉄心とシャフト間は導通無しでOK

・・・・・・・・結果は、どちらもOKでした。



ん~・・・なんか・・このカーボンが原因では、なさそうな気がします。

カーボンが原因なら、導通がNGだったり・・ショートによる焦げが出るはず
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、元に戻します。

バネの力で、磁石が押し出されるので(かなり強い)針金で固定して・・



鉄心パーツを戻します。が・・写真の状態では、戻し不足です。

間違えちゃいました・・・・



正解には・・ここまで鉄心部分を戻さないといけません。

戻しがあまいと・・前の写真みたいにうまくハマりません。



つづく・・・・

『スターターモーター』を調べる・・

2010-12-31 15:33:20 | Weblog
さて・・・散歩から帰って・・『コーヒーブレイク』・・・・
『やはり、やらねばならないか・・・』



ということで・・・『スターターモーター』を確認することに

しました。 まずは、『オイルフィルター』を取り外さないと

いけません。




ということで『廃油ポイ』をセットして、まずは『ドレンボルト』を

外しました。すると・・・・



ドボドボ・・とオイルが出てきましたが・・・最後には粘性の無い

液体が・・・・その匂い・・・どことなくガソリン臭い・・

まさか・・・・

ブログには書いてませんでしたが・・『アクセルワイヤー』が『全開状態』で

固着してたので、昨日、『ワイヤーグリース』でメンテしてたのが原因??



それはさておき(次に調べるとして)・・作業を続けます。

『スターターモーター』は2本のボルトで留められてます。

あ・・・その前に・・・・・・



『オイルパイプ』を外さないと・・『スターターモーター』の

取り外し時に邪魔になります。

あと・・・・・



モーターの上側にある(+)の端子も外します。

そして・・『スターターモーター』の『ケーシングビス』を3本

外すと取れるのですが・・このビスが固着して外れない・・

ビス外しの液でも無理で・・・インパクトドライバーも

入らない・・・

   ⇒  

そこで・・『ロッキングプライヤー』でビス頭をつかんで

まわしました。

さて・・・やっと・・・取れました。



ということで・・また一休み・・・・







やや・・お手上げ・・

2010-12-31 11:49:51 | Weblog
ちょっと、考えて思ったのは・・『スターターモーター』か

『スターターリレー』の問題・・・


先ほどまでの、ピットの状況ですが・・・こんな感じ・・・



奥部屋のモニターでは、こんな感じに映ってます。

しかし、現在はこんな感じです。



『ミドルカウル』『アンダーカウル』『エンジンガード』も

外しちゃいました。



久々に外しましたが・・・どっちかというと・・・・・

800Pよりも扱いやすい(外しやすい)と思うのは自分

だけでしょうか?



ちょっと散歩に行ってきます・・・・・・

つづく・・・・・



診断は、まだ続きます・・・

2010-12-31 10:42:51 | Weblog
充電が終わって、いざ!!スターターを回すがクランキングをせず

そのうち、再度『バッテリーダウン』に・・・・

いよいよ! これの出番です。


あまりの久々に・・埃かぶってたし・・見つけるの大変だった・・・


エンジンかからないのは、以前は、よくあったので・・・・・・

いざ、診断のページを開くと・・いろいろとマーキングが・・



電装系をいろいろと点検して、状態を見てみるのですが・・

何故か・・今回はメインのマグネットに問題があるような・・・



ちなみに前回(昨年)はバッテリー容量だったのですが・・

もう一度なのですが・・『スターター』関連のおさらいをします。

写真は、『スターター』周りの回路図です。



この回路図を説明すると・・・・・・

青色の『スターターモーター』って普段は動いてないですよね??

ハンドル近くの『セルスイッチ』を押さない限り、動きません。

  ←750Pでいうと赤い小さな丸のボタン部分です。

図を簡単に書くと・・・こんな感じで・・・(+)側の回路が切れてます

よね? 『スターターリレー』の中にあるバネの反力で、回路が離れています。



『メインスイッチ』をONにして・・・・・・・・・・



『スタータースイッチ』を入れると・・・・・・・

(当たり前ですが・・キルスイッチはエンジンONの状態)



『マグネット』が働き、『スターターモーター』に電気が行きます。

これが一連の流れです。



結構、単純ですよね??

では、どうして・・・・? ・・・ってなりますよね?

症状を整理すると・・・・



『オイルの件』は今回に関係無いとして・・・・

(以前からあり、多分、サーモファン関連が原因)


後半につづく・・・・・