VFR800は乗り物です!

その名の通り、VFR800について広く浅く知ってゆこう!というブログなのですが・・脱線が多いです・・

VFR改造日記 その34(いよいよ最終会・・・・配線を調べる・・・) 

2011-07-25 08:02:26 | VFR800P 電装系
次は・・・46番 『ラジエーター関連』です・・・・『ラジエーター』の役割は・・・・皆さん
御承知の通り・・・『エンジンを冷やす』ことです・・・・

基本的には・・・『温度スイッチ』なるものが付いており・・・『ある温度以上 』に
なると・・・スイッチがONとなり・・・『ファン』が扇風機の様に・・・・
『ラジエーター』に風を送って冷却します・・・・

『サービスマニュアル』を使って冷却水の動きを紹介しますと・・・・



赤の蛍光ペンから始めますね・・・
①エンジンから来た 『暑い冷却液』(赤蛍光ペン)は・・・
 『ラジエーター』で冷やされます・・・
  (VFR800は片側にしかファンは無いのですね・・・)

②ラジエーターで外気により冷やされた『冷却液』は・・・ 青の蛍光ペンの通り
 『ウォーターポンプ』により(緑の蛍光ペン)・・『エンジン周り』(橙蛍光ペン)を
 冷却します・・

③橙の蛍光ペンの途中には 3方弁があり・・その冷却水の温度により・・
 温度が低かったら(80~84℃以下) → 黄色の蛍光ペン
 温度が高かったら(80~84℃以上) → 赤色の蛍光ペン

さて・・・配線図に戻り・・・RC46は、この『コネクター』の配線が『2本』
しかないことに対して・・・・



RC49は『3本』あります・・・・・



何故でしょうか?? といいますのも・・・ここ・・・・・



RC49には『サーモスイッチ』が2個付いているのです・・・・・
①の方は・・・まさしく・・・『冷却ファン』を動かすためのもので
②の方は・・・・・・『デジタルメーター』の下部についている『温度異常ランプ』を点滅させるもの

②は、先日も紹介した・・・このランプの為・・・にスイッチです・・・・



あれ?・・・RC46の異常はどうやって??・・と考えました・・・・
すると・・・この『サーモスイッチ』とは別の・・・・



『TW / サーモセンサー』から・・・図面左側にあるメーター部分に信号が送られ・・・・・
水温表示及び・・その水温による異常表示をするのですよね・・・・・
(ちなみに『RC49』には、『冷却水温度』を表示するものがありませんから・・
 『サーモスイッチ』だけなのでしょう)



この『RC46』の説明書を元に・・・『RC49』の『サーモスイッチ』を察するに・・・



①については・・・『水温98℃以上?』になると・・・よく『ファン』が回っていたことから・・・・
 『98℃以上でONになるスイッチ』で・・・・・
②については・・・・『水温122℃以上になるとONになるスイッチ』
なのでしょう!!



・・・・・・・・ 休憩中 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



話は戻って・・・『RC46』の配線図をもう一度見ます・・・・・



右側の『メーター』への信号は、先ほどの解説で解りましたが・・・・・
右側は・・・どこの行くのでしょうか?・・・・・



答えは・・・『PGM-FI』です・・『PGM-FI』の『緑/橙』から出て → 『黄/青』に
返ってます・・・・・
『RC49』は・・・といいますと・・・・・・・・2本しか配線は無いのですが・・配線の行方は
同じで・・・『PGM-FI』の『緑/橙』から出て → 『黄/青』に返ってます・・・・・




次は・・・47番 『二次空気ソレノイドバルブ』です・・・・これは・・・・
排出ガスの制御をするバルブでして・・・簡単にいえば・・各センサーにより検出された信号をもとに
『PGM-FI』が演算をして・・・このバルブの開閉信号を出します・・・



どこにあるのかというと・・・・ここで・・・



下からのぞいて見える程度です・・・・写真が、そのバルブです・・・・・・
ホース径が大きいので・・・最初は『ラジエーターパイプ』か?・・・と思ったほどです・・・



本日最後は・・・48番 49番 50番 51番の『イグニッションコイル』・・要するに・・・・
『スパークプラグ』に高電圧(ピーク時は100V)を送る装置です・・・・



各所についてますが・・・・・



コネクターの接続状況は・・・・OKです・・・・・・



ということで・・・・今日は、ここまで・・・・

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