雷とからっ風 義理人情!上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

お六 櫛

2022-11-27 18:17:00 | 中山道

藪原宿の名物にお六櫛というのがあります

お六櫛の由来は

今から300年ほど前

木曽に住んでいた美人で評判の旅籠の娘

お六は持病の頭痛で悩んでいました

 

お六は頭痛を治したい一心で

御嶽山に詣で願掛けをしました

すると、ミネバリの木で作った櫛で髪をとくように

とのお告げがあり

 

朝晩黒髪を梳いたところ不思議なことに

持病の頭痛が全快したそうです

 

そこでお六はこの御利益を同病者にも

分け与えようと願い

「ミネバリの木」で作った櫛を売ってみたそうです

すると中山道の難所鳥居峠を越える東西の旅人の

評判となり木曽路藪原の名産

「お六櫛」として

全国に知られるようになったそうです 

櫛を買ったとき添付されていた説明書きをコピペしました



江戸後期には藪原宿の8割が

櫛に関わる仕事をしていたようですが

現在は数軒の店しかないそうです

街道を歩いていてもこの問屋さん1軒くらいしか

目に入りませんでしたね

中に入ってみたかったですが

ツアー中だったので入れませんでした



ミネバリの木

鳥居峠にあったミネバリの木達

落葉広葉樹で別名「オノオレカバ」と言われているそうで

斧もおれるくらい堅い木だそうです

ミネバリは算盤の玉・ピアノの鍵盤・印鑑・櫛

などに使用されるそうです

中でも木曽郡木祖村藪原は江戸時代豊富にあったミネバリの

木を材料にした櫛「お六櫛」は今でも

伝統工芸品として有名との事です

 

 
伝統工芸品だしね
藪原・鳥居峠を歩いた記念にほしいよなぁ~~
と思ったわけですよ
 
そんでね、今、旅行支援とかで
4000円のクーポンをいただいたんですわ
 
このクーポン・・・
旅行中にその旅行地で使わなくてならないわけで
せっかくなので櫛を買おうっと
思ったわけです
 


お六櫛と一口に言いましても
ピンからキリまで
 
ミネバリの木で作られていない櫛まで
お六櫛として売られていたりするのです
 
奈良井宿にお泊りした時
何軒か土産屋さんを
のぞいたのですが・・・
紳士物の櫛は少なく
 
どうせクーポン使うのだし・・・と
思って、父ちゃんにこの櫛を
クーポンで買いました
 
クーポンでは足りませんでしたので
少し足しました

 
手のひら程の幅に
100本もの歯を作る匠の技は
日本遺産に認定されているんだって・・・
 
江戸時代はお土産として人気があったそうですが
現代は自分ように買い求める人が多いそうです
 
父ちゃんのちょんちょろ髪の毛に
こんなに高価な櫛買っちゃって
自分に買わないわけないでしょう・・・
ってことで
自分用に普段使いの櫛を買いました

 
土産屋さんでたくさんのお六櫛見たけど
作者の名前が書いてあった櫛は
ここだけだったので
より貴重な櫛に思えました
古畑益朗作ってシールが貼ってある

 
父ちゃんの少ない髪の毛ちょんちょろ頭に
この櫛はもったいなかったなぁ~~と
思いましたがね
 
まぁぁ~~ね
街道歩きに毎回気持ち良く送り出してくれるので
このくらいのお土産はいいかな~~
 
お六櫛って
3代使うことができるんだってよ
 
父ちゃん使って
太郎が使って
小太郎も使うことができるって事ね
 
父ちゃんの頭に使うのはもったいないけど
成長した小太郎が使えるのかと思うと
もっと、高価な櫛を買えばよかったと
思うのは不思議です笑笑

使い心地は、
櫛が頭皮をマッサージする感じよ!
ちょっと痛いかも!

ブラシとちょっと違った
使い心地です

私は頭痛持ちでないので
頭痛緩和に、効果があるかどうかは
わかりません
 
 
 

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