KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

超巨大輪ガザニア ガズー

2009-02-08 19:31:07 | 栽培状況


花径10センチ以上(大迫力!)にもなるガザニアのガズーです。
耐寒性・耐暑性ともに強く、非常に強健な品目です。
花色は黄・橙・赤・白と明るめの色合いが中心です。
残念なことに葉っぱに弾力が少ないので、すぐにポキッと折れてしまいます。
ポキッの断面から白い乳液が出ますが、調べたところ毒性はないようです。触ってみると接着剤のようにネチャネチャしてきました。キモイので触らないほうがよさそうです。

今日は置肥とスペーシングを行いました。(ポット中の白い玉はIB肥料です)
作業中、ポキッが数え切れないほどありました。

当方は無加温で栽培していますので、開花は4月の予定です。
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早くもゼラニウムの蕾が見えてきました

2009-02-07 21:14:01 | 栽培状況


ゼラニウム・リンゴ2000の蕾が出てきました。

色の違いや個体差は当然ですが、ハウス内の場所によって開花の速さが異なってきます。
特にこの苗は、ちょっとの差(暖かい空気が溜まる箇所)で栽培していましたので、発蕾が早くなったと思われます。
ちなみにこの色はカーディナル(深い赤色)で、別の色と比べても一番発蕾が多く見られます。

3月から出荷を予定していましたが、早いものは2月下旬ぐらいから出て行きそうです。

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ボトリチス撲滅大作戦

2009-02-06 20:53:00 | 農薬


今日はボトキラーを散布しました。

ボトキラーとは、微生物を有効成分とするボトリチス(灰色かび)病防除用微生物剤です。
ですから化学剤とは異なります。有機農産物の生産にいいかも知れませんね。

この季節は夜は冷え込みますが日中ハウス内はボトリチスが活動しやすい温度で、年間を通して一番悩まされる季節です。
昨年まではゲッターを散布していましたが、今年からボトキラーとゲッターとのローテーション使用で克服したいと思います。
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生野菜をつまみながら焼酎を飲んでいます

2009-02-05 20:31:34 | 栽培状況


今日は家庭菜園でサニーレタスをポット栽培している写真をご紹介いたします。

この季節の露地栽培は寒すぎて成長しませんが、ビニールハウスだと問題なく大きくなります。ただし当方は花壇苗専門ですので、圃場形態の都合上、地植えができません。どうしてもポット苗のみの家庭菜園になってしまいます。

サニーレタスの栽培当初は、食するまで生育するのか不安でした。
でもやってみてこれは簡単!見た目は小さめですが美味いサニーレタスが完成です。
軟弱野菜だとポット栽培でも大丈夫そうなので、いろいろと試してみました。
青じそ、ほうれんそう、小松菜、ルッコラ、青ネギ。
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本職を忘れて、ちょっと図に乗りすぎました。




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シレネなんて知れねぇよ!(苦しすぎ)

2009-02-04 19:07:20 | 栽培状況


シレネ・セリーナの栽培状況をご紹介いたします。

シレネは別名フクロナデシコとも言われていますが、ガクがプクッと袋状になっているところから、この和名が付けられたそうです。
花色は鮮やかでわずかにパステル調のピンク色です。私のものすごく好みの花色です。

写真は15センチサイズに仕立てた大鉢ですが、これ以外に10.5センチも栽培しています。
無加温ハウスで栽培すると葉がブロンズ色になってくるのですが、今年は15センチ鉢のみ夜温5度で栽培していますので、緑色の葉のままです。
無加温だと開花は4月中頃になるのですが、夜温5度だと開花が早まりそうです。

開花が待ち遠しいです。


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悲しみの寒い冬をぶっ飛ばせ

2009-02-03 19:24:57 | 機械・器具


廃業される同業者から暖房機をいただきました。

当方では栽培ハウスに暖房機が足りませんでしたので、
型は多少古くともハウス内が暖かくなれば問題はありません。

今日はそのいただいた暖房機の設置を行っています。
写真後方に暖房機から出た煙突がハウス外に突き出ているのがわかりますね。
かなり重いので二人かがりで移動させ、この煙突の位置あわせをしました。
煙突が突き出る位置を決定し、ハウスの骨組みの金属パイプと煙突を固定する金属板を固定します。その後で外ビニールを丸く切り取り、煙突を差込んで組み立てます。
内張ビニールが煙突に接触すると溶けてしまいます。接触を回避させるため、安全な位置の土中に金属パイプを差込み、内張ビニールをその金属パイプに固定して外からスキマのないように張り巡らせていきます。
言葉で書くとなんのこっちゃでよくわかりませんね。

とにかく、お粗末ながら素人作業で大変な一日だったということです。
これからは春出荷が前倒しになりますので、ハウスローテーションがスムーズに回転します。
同業者のYさん、本当にありがとうございました。







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不良商品は廃棄山へ行ってください

2009-02-02 18:47:53 | 圃場


不良ポット苗(ロス)ってどれぐらい発生すると思いますか?
→当方では成績が良い品種で2%、悪い品種では100% です。平均でだいたい8%ぐらいだと思います。
慣れた品種だとほとんど出荷できますが、栽培管理上のミス・試験栽培などで当然のことながら不良ポット苗が増加するんですね。
品種や季節によって良品出荷できる率も変わってきますが、ほとんど自ら引き起こした管理ミスによる理由が大半を占めます。トホホです。

写真は不良ポット苗を廃棄山に埋めている図です。かわいそうですが・・・。
ハウスの中で栽培しているポット苗だと、乾燥→枯らしてから廃棄しています。
一方、年末に出荷していたハボタンは露地栽培でしたので、降雨でなかなか枯れてくれなくて、何週間か前に枯らさずそのまま廃棄しました。

今日久々に廃棄山を覗くとハボタンがしぶとくサバイバル生活を送っていました。

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食えません ニンジン似のニゲラです

2009-02-01 17:16:18 | 栽培状況


「ニンジンの苗ってポットで作るんですか?」
以前ウチにこられたお客さんがおっしゃっていました。
たしかにニンジンに似ていますね?でもこれはニゲラです。クロタネ草とも言います。
無加温で栽培していますので開花は5月上旬です。
もともと切花用の品種ですが、ポットで低く仕立てており、おそらく30センチ程度に納まると思います。
蕾が見事なほど盛りだくさんにつきますが、残念ながら花が散るのが早すぎて(すなわち、タネができやすいということですね)、3日ぐらいしかもちません。
ポットでの開花株はそれほど流通していませんので、結構重宝がられる面白い商材だと思います。



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