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まぁ何とかなるさ!

ワン・モア・統計

2010-08-07 06:31:05 | 日記
前のエントリーでCORELの話を書いたが、実際問題私にはデータ収集が無理なようである。従ってCORELも計算できないことになってしまう。

http://blog.goo.ne.jp/kamigamo_2007/e/9c7215629e5473f32debd4968c00b5df

理由として、

1.私は「ばけたん」を持っていない←買えよw

2.私は霊感が無いので心霊スポットに行っても霊の存在の強さを数値化できない。

3.同様の理由からダウジングによる霊波動とやらの探知と数値化が出来ないw

4.夜の清滝トンネルなんて怖くておしっこをちびってしまうぢゃないですか!w

5.CORELを調べるには、より多くの測定点をプロットする必要がある。さらに深泥池・大原一家心中の跡地などの心霊スポットを訪れて霊を調べるなんて怖いしそんな暇は無いw

といったところである。CORELあるいはその手前の散布図の作成どころか生データの収集もおぼつかないのだから我ながらどうしようもない。

で、ネット上を探せば面白い散布図が見つかるものである。今度は政治的な思想信条を数値化した散布図のようである。

http://simesaba0141.iza.ne.jp/blog/entry/1729497/

ここでx軸は思想の左右、y軸は集権と分権の指向の度合いを採用しておられるようである。

歴史カテで古代ローマ末期からビザンツ帝国を追っかけているが、国家は行き詰まりを見せると分権と集権を切り替えながら維持を図ってきたので、縦軸の要素はかなり古くから存在する物と思われる。一方で横軸の思想の左右というのは市民革命以降に国民にとって国家が自らの共同体であることを否応無く意識させられる近代以降の要素と思われる。

さて、古代より試行錯誤された縦軸と近代以降に意識されてきた横軸、そして個々人の立ち位置という興味深いコラボはブログ主の主観的な数値化の結果どのような分布になるのであろうか・・・


図を見る限り、結論はハッキリしている。

「ブログ主の主観において思想の左右と分権・集権指向には相関が認められない」

ということになる。見事に図中にプロットされたポイントはほどよく全体に分散しており、そこにいかなる直線的な要素も見出されない。ここで、図の適当な点からのx軸・y軸方向の距離をモノサシで測ればCORELが算出できるが、いくつかの問題点を含んでいる。


まず、散布図において2つの移動するポイントがある。ポイント谷亮子はどこの立ち位置か不明である。ポイント古森義久は横軸に対称に大きくブレを見せている。これを移動する2つの点と看做せば平均を取ってx軸上にプロットすることになるが、異なる2点を同一人物がプロットしていると看做したほうが実情にあっているようである。

次に枠外のポイントであるが、x軸上の枠外ポイントのマイナス側の筑紫哲也等とプラス側の枠外のタモガミン等は直線性に寄与していない。一方で恐らくブログ主からキ印認定を受けていると思われる第一象限側の枠外の鼻うさぎ・しばりょうと第三象限側の枠外の秋葉忠利は縮尺に収まらないポイントであるので、枠から実際どの程度離れていると看做されているかによって数値は大きく変わってしまう。計算上ではキ印3人衆のせいで相関ありという結果が出てもおかしくないのである。

主観的な数値化はあくまでも主観においてという但し書きを加えていけば問題は無いと思う。複数の人の主観による特定のポイントに対する立ち位置のバラツキもあろうけど、この際無視してよいと思われる。私も最近までiza!で政治ブログを書いていたが、右向きのブロガーが多いiza!では左側のブロガーに分類されるであろうし、逆に左向きのブロガーが多いはてなだったら右側のブロガーに分類されることであろう。

今回もCORELの算出にまでは至らなかったのは残念であるが、受験期に切羽詰って勉強した統計のお話を日常に適用してみると、案外私のような素人にも興味本位で楽しめる分野であるなぁと思う。
コメント (2)
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