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戦後生まれは第二次世界大戦の目撃者ではない

2014-08-16 19:00:31 | 歴史
まずはコチラのアホブロガーのエントリーをご覧いただきたいw

戦前が良い時代であったかどうかは知らない。戦前を実際にこの目で見たわけではないのだから。

だが、確実に言えるのは戦前が破綻して明治維新以降築き上げたものが灰燼に帰して、廃墟から立ち上がった先に戦後があったということであろう。

それだけは結果から厳然と確実に断定できるから、盲目的な戦前回帰論が拒絶されるだけだと思う。

もちろん、戦前は全て悪であったかのような言いぐさの虚構があらわになり、戦前の評価が見直されること自体が悪いわけではない。

が、行きづまりを見せ始めた戦後を見直すにあたって、すでに破たんを見せた戦前への回帰を訴えても支持する人は少数であろう。

都知事選の結果を見て思ったのは、戦後当たり前のようにメディアに押し付けられ続けたイメージを若年層が拒絶しているということ。
しかし、それは田母神のおっさんへの一定の票数の伸びは見られても、主要候補に到底及ばない得票数に収まるあたりからも、愛国節を地方選挙で前面に持ってくるセンスの無さから見てもすでに破綻をきたした体制への回帰を指向してないということであろう。

で、この結果を受けて田母神のおっさんの応援団からはお決まりの都民アホ・バカ論を出してくるわけだが、

田母神のおっさんに投票しなかった有権者が愚かなのではない。

有権者の拒絶反応を誘発するような破綻した体制への回帰を掲げる田母神のおっさんとその応援団が単にアホだったからとしか私には思えんのだがwww

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