高野山の参道で交通事故があったみたいですね。
単独事故で運転していた人も軽傷で済んで何よりです。
この事故で参道の町石が破壊されたようです。ブラタモリでタモリさんが近江ちゃんと高野山を探索してたのを思い出しますが、ふもとの紀の川沿いの慈尊院から大伽藍まであと何町あるか距離を教えてくれるという昔の優れもので世界遺産を構成する遺跡でもあります。
対象が何であれカーブの運転は慎重を期するべきなのは当然として、ぶつけた先が世界遺産とは運が悪いとも思えます。高野山は何度か車で上りましたが、運転は慎重を期さないと見通しの悪いカーブがハンパなく多い。山門を超えると一気に開けた街に入るのですが、その近辺みたいで油断もあったのでしょう。物損事故としては国宝・重文・世界遺産とか都会の道端の地中送電設備をやっつけるのは避けたいところ。任意保険も、もしもに備えて対物無制限にした方が現代社会を自動車で運転するときにはいいでしょう。
気になるのはニュースのコメントで「死んでお詫びしてもそれで済む話ではない」などとありますが、世界遺産であろうが何であろうが所詮は物体、人間の命に代えてでも守るべきものではないと言っておきましょう。
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