電験ではテブナンの定理ってのはよく使うと思います。ある2端子が開放されてて端子から見た抵抗がR0、端子間の電圧がVであるなら端子に抵抗Rをつなぐと流れる電流はV/(R+R0)になるって奴です。要は線形回路である限りある端子対から見る回路は電圧源と内部の抵抗の直列という等価回路が描けるってことですが、等価回路というのは同じ働きをしている回路って思って差し支えないでしょう。要は計算をしやすくちゃんとした結果を得ようってことです。
ちなみに同じようにショートさせた端子間の電流から特定の負荷をつないだ時の電圧を計算するのにノートンの定理ってのがありますが、電験3種では抑える必要はないです。ですので電験2種の取得を見据えて電験3種の試験勉強を進めてるって方ならともかく電験3種までって方は余計な苦悩を背負い込む必要もないでしょう。電験3種を終点とするか起点とするかで勉強方法はかなり変わります。私が紹介したいのは参考書があまり書きたがらない電験3種を終点にする勉強法です。
そしてテブナンの定理ですが、電験3種ではまんまやないかぁwって出題が結構されます。ですので、この定理は丸覚えで損することはないでしょう。
ってことで、2020年の理論問7ですが見るからにテブナンの定理を使えという問題ですね。
ですのでスイッチと8Ωの抵抗を含んだ部分から見た合成抵抗をRとするとI=1/(R+8)ってのは想像がつくと思います。想像がつかない方はテブナンの定理とは何ぞや?ってのを読み返してみましょう。
で、難儀なのはRはナンボ?ってことです。端子から見た合成抵抗を求めるには電源を無視します。電圧源を無視するにはショートさせます。
そうすると4つの抵抗のお尻が全部つながって交差してるところも整理すると合成抵抗は2Ω
ですからI=1/(8+2)=0.1A
となって答えは⑴となるわけです。
次回からは交流回路について述べてみることにします。
ちなみに同じようにショートさせた端子間の電流から特定の負荷をつないだ時の電圧を計算するのにノートンの定理ってのがありますが、電験3種では抑える必要はないです。ですので電験2種の取得を見据えて電験3種の試験勉強を進めてるって方ならともかく電験3種までって方は余計な苦悩を背負い込む必要もないでしょう。電験3種を終点とするか起点とするかで勉強方法はかなり変わります。私が紹介したいのは参考書があまり書きたがらない電験3種を終点にする勉強法です。
そしてテブナンの定理ですが、電験3種ではまんまやないかぁwって出題が結構されます。ですので、この定理は丸覚えで損することはないでしょう。
ってことで、2020年の理論問7ですが見るからにテブナンの定理を使えという問題ですね。
ですのでスイッチと8Ωの抵抗を含んだ部分から見た合成抵抗をRとするとI=1/(R+8)ってのは想像がつくと思います。想像がつかない方はテブナンの定理とは何ぞや?ってのを読み返してみましょう。
で、難儀なのはRはナンボ?ってことです。端子から見た合成抵抗を求めるには電源を無視します。電圧源を無視するにはショートさせます。
そうすると4つの抵抗のお尻が全部つながって交差してるところも整理すると合成抵抗は2Ω
ですからI=1/(8+2)=0.1A
となって答えは⑴となるわけです。
次回からは交流回路について述べてみることにします。
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