我が家の庭にはキンギョソウの花壇が5か所あり、そのうちで最近咲き始めた花壇のキンギョソウを見て「こんなのは初めてだ」と思う色違いがあった。
キンギョソウは上に伸びて行く長い花穂があり、一般的には下の花も上の花も白なら白、ピンクならピンクというように同じ花の色が咲くのだが、時にはグラデーション風に下の花は濃いピンクだが、上に行くにしたがって薄いピンクから白に近い色になるのがある。
これなどは下の方から順に濃いピンクから薄いピンクそしてほとんど白に近い花穂まで、順序良く同系色で下から上に向かって色が変わっている。
ところが一昨年植え付けてそのまま放置し、種がこぼれて成長していた20株ほどが咲き始めたのだが、今朝よく見るとその中で不思議な花穂を見せている株があった。
基本は黄色なのだが、上に行くにしたがって赤い色が混じっているのだ。
ここ4年ほどキンギョソウにこだわって花壇に植えるようにしたのだが、こんな非グラデーションを見たのは初めてだ。
これはおそらく交配で、ピンク色の濃い花の株と、黄色の花の株とが交配したのだろう。
見ていて飽きない色合いである。
いま現在咲いているキンギョソウの色の種類は、白、濃いピンク、薄いピンク、薄い黄色など5種類くらいで、中には赤系統のグラデーションがあり、その数は多いのだが、黄色と赤系統の混合色は初めてだ。
どう評価していいか分からないが、とにかく目をひく色合いだ。
新品種なら面白い。
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