今日は孫の2人が通っている地元の大姶良小学校の運動会だった。
3年生の姉と今年入学した1年生の弟が出場するというので、9時前に小学校に着いたが、ひじ掛け有りの携帯用の椅子と小さな折り畳み椅子の両方を持って行ったので、校庭の反対側にある町内会の名の入ったテントまで行くのにちょっとした運動になった。
テントの下には多くのシートが敷かれていたので、椅子は要らなかったのだが、ここ4か月ばかり痛めている右ひざが正座は無論のこと胡坐さえかくことを拒んでいるのでシートに座るわけには行かず、肘掛式椅子の持参となった。
これは正解で、応援するのに何の不都合もなかった。
運動会と言えばかけっこだ。何は無くてもかけっこだけは全学年でやって欲しい種目である。
小学校の段階では子供によって体格差がとても大きく、種目によっては体格差がそのまま出てしまうものがあるが、ことかけっこに関してはむしろ小さい方が足の回転(ピッチ)が早いため、大きな生徒を圧倒することがある。
これが醍醐味で、応援する方も小兵の生徒を応援したくなるものだ。
ところで最近の運動会ではあの「天国と地獄」という曲が掛かっていない。隣近所への「騒音公害」を避けるためなのだろうか?
「騒音だ!うるさい!」という学校に近い住宅のクレームが気になるからだろうか。それでも応援合戦の太鼓の音やかけっこやリレーの際の「よーい、ドン」というピストルの爆裂は許されている。
たしかにののべつ幕無しの「天国と地獄」は当事者には良いが、部外者には騒音ととられるかもしれない。
その一方で競技に多く取り入れられているのが音楽のかかる「ダンス」の種目だ。
1年生から6年生まで満遍なく集団のダンス種目が見られる。我々はおろか息子や娘の世代でもなかったことである。
教科にもダンスがあるのだから、これはこれでいいのかもしれない。何にしても楽しそうだ。
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