鬱病となって ようやく
自分がどれだけ
愚かな生き方をしてきたのか
気付くことができた
わずかな時給を得るために
望みもしない職業を選択し
仕事にも人にも適応できず
さまざまな職場を転々とした
そのあげく
「捨てる神あれば拾う神もある」と
感謝すらした雇い主に
心をズタズタにされ
生ゴミのように捨てられた
すべては 人を見抜けなかった
私の落ち度
だが その経験がなければ
今でも同じことを繰り返し
将来を思い描くこともなく
ただ歳を取っていくだけだっただろうと
今は そう確信できる
「わが社を選んだ理由は?」
そう問われて
「お金を稼ぐために決まっている
入れれば どこだっていい」
そんな言葉を飲み込み
マニュアルどおりの
誰にでも見抜かれるような嘘を付く
こんな生き方ではだめなのだと
皮肉にも 私を再起不能に陥れた
パワハラ上司が気付かせてくれたのだ
鬱病は 負の結果を
もたらしただけではなかった
大怪我をして 身に染みて学ぶことは
きっと どれだけ時間が経とうとも
決して薄れていくことはないだろう
どん底まで落ちてしまったら
あとは 這い上がるしかない
恨みの感情には
もう とらわれないことにした
そこに立ち止まっていては
鬱病以前の 愚かな自分のままだ
「二度と過去の自分には戻らない」
「どんなに苦しくても 同じ轍は踏まない」
そう決心した あの日を忘れずに
新しい目標を定めた
その心が折れないように
今も 辛くて しんどくて
出口なんて どこにも見えないけれど
一歩前に進めた自分に誇りを持って
残りの人生を 大切に生きていきたい
自分がどれだけ
愚かな生き方をしてきたのか
気付くことができた
わずかな時給を得るために
望みもしない職業を選択し
仕事にも人にも適応できず
さまざまな職場を転々とした
そのあげく
「捨てる神あれば拾う神もある」と
感謝すらした雇い主に
心をズタズタにされ
生ゴミのように捨てられた
すべては 人を見抜けなかった
私の落ち度
だが その経験がなければ
今でも同じことを繰り返し
将来を思い描くこともなく
ただ歳を取っていくだけだっただろうと
今は そう確信できる
「わが社を選んだ理由は?」
そう問われて
「お金を稼ぐために決まっている
入れれば どこだっていい」
そんな言葉を飲み込み
マニュアルどおりの
誰にでも見抜かれるような嘘を付く
こんな生き方ではだめなのだと
皮肉にも 私を再起不能に陥れた
パワハラ上司が気付かせてくれたのだ
鬱病は 負の結果を
もたらしただけではなかった
大怪我をして 身に染みて学ぶことは
きっと どれだけ時間が経とうとも
決して薄れていくことはないだろう
どん底まで落ちてしまったら
あとは 這い上がるしかない
恨みの感情には
もう とらわれないことにした
そこに立ち止まっていては
鬱病以前の 愚かな自分のままだ
「二度と過去の自分には戻らない」
「どんなに苦しくても 同じ轍は踏まない」
そう決心した あの日を忘れずに
新しい目標を定めた
その心が折れないように
今も 辛くて しんどくて
出口なんて どこにも見えないけれど
一歩前に進めた自分に誇りを持って
残りの人生を 大切に生きていきたい