「過去は忘れておしまい」
そう言われているのだろうか
いつまでも
忌まわしい記憶に縛られているのは
自分自身が
断ち切ろうとしないからだろうか
「忘れるとは 赦すこと?」
たとえ謝罪されたとしても
きっと本当の謝罪ではないだろうから
心から赦しを乞うものならば
最初から傷つけたりしないだろうから
赦せない気持ちを
忘れてしまえばいい?
そんな思いに縛られたことを
記憶の奥深くに封印してしまえば?
「新しい時間は もう流れている」
光の彼方から
差し出される手が見えるだろう?
お前はもう
前に向かって歩んでいかなければ
もう一度
人を信じてみても大丈夫?
今度はきっと 大丈夫
その手の温もりは
きっと本物に違いない
臆病なこの手は
躊躇いながら その指に触れる
その温もりを確かめたなら
自分のこの手にも
精一杯の温もりを込めて
しっかりと握り返そう
二度と間違えないよう
二度と失わないよう
過去に縛られた 自分との訣別のとき
そう言われているのだろうか
いつまでも
忌まわしい記憶に縛られているのは
自分自身が
断ち切ろうとしないからだろうか
「忘れるとは 赦すこと?」
たとえ謝罪されたとしても
きっと本当の謝罪ではないだろうから
心から赦しを乞うものならば
最初から傷つけたりしないだろうから
赦せない気持ちを
忘れてしまえばいい?
そんな思いに縛られたことを
記憶の奥深くに封印してしまえば?
「新しい時間は もう流れている」
光の彼方から
差し出される手が見えるだろう?
お前はもう
前に向かって歩んでいかなければ
もう一度
人を信じてみても大丈夫?
今度はきっと 大丈夫
その手の温もりは
きっと本物に違いない
臆病なこの手は
躊躇いながら その指に触れる
その温もりを確かめたなら
自分のこの手にも
精一杯の温もりを込めて
しっかりと握り返そう
二度と間違えないよう
二度と失わないよう
過去に縛られた 自分との訣別のとき