現世(うつつよ)の未練も執着も
すべては姿なき夢幻(ゆめまぼろし)
迷う心に宿りて
己が運命(さだめ)を狂わせる
もしも地を這う
陽炎ならば
もしも風に吹かるる
雲ならば
現れ消えゆく己が身を
抗いもせず受け入れたろうか
誰も生き死にを
選ぶこと叶わず
せめて最期はと
儚き望みを何に託す
死んで落ちる場所に
なんの意味もない
前世も来世も
見も知らぬ誰かのもの
この人生のみに
生きる意味をかくも求めている
すべては姿なき夢幻(ゆめまぼろし)
迷う心に宿りて
己が運命(さだめ)を狂わせる
もしも地を這う
陽炎ならば
もしも風に吹かるる
雲ならば
現れ消えゆく己が身を
抗いもせず受け入れたろうか
誰も生き死にを
選ぶこと叶わず
せめて最期はと
儚き望みを何に託す
死んで落ちる場所に
なんの意味もない
前世も来世も
見も知らぬ誰かのもの
この人生のみに
生きる意味をかくも求めている