BACK STREET TRUKKER

音楽が一番のセラピー

久しぶりのライヴ参戦

2012-08-30 12:41:52 | 音楽
画像はドラムセッティング中のダニー・ヘレツラです。29日は石巻プレナホールでNAPALM DEATH、SLANGのライヴに参戦してきました。
会場は石巻市民プールの並びにある、ボーリング場。最初、ボーリング場でライヴ?と思いましたが、ボーリング場脇にイベント会場があり、入り口ライヴ告知のフライヤーらしきものが貼ってありました。

着いた時間が早かったので、会場の近くを徘徊してました。市民プールがすっかり廃墟と化してたのが悲しかった・・・

午後5時すぎあたりから、駐車場に次々車が入り、開場近くには満車になってました(平日にはありえない光景だね)
ライヴ会場の中に入ると、ライヴハウスと言うより、公民館のような雰囲気(失礼!)。ハードコアやグラインドコアバンドより演歌歌手が似合いそうな感じ(さらに失礼)です。

本当にNAPALM DEATHがここで演るのが、信じられませんでしたが、ステージ左側のトイレからバーニー(VO)が出てきてファンに見つかり。記念撮影してました。客層のTシャツの大半がメタル系。さすがにお姉ちゃんは両手で数えるくらいしかいません。気合いの入った客はモッシュの為にストレッチしてましたよ。
この日のライヴは平日にもかかわらず、かなり会場は埋まってました。

そして、待ってましたのライヴスタート。オープニングアクトのSLANG登場!
メンバーのルックスはG.B.H.やDISCHARGEを思わせる。バリバリハードコアなルックスの3人(VO.B.DS)と小柄だががっしりした体型のSGを持ったギタリストの4人。コワモテ3人に対してギタリストは上半身裸で、バンドの見た目は妙なコントラストでしたが、出音はメロコアに非ず。バリバリのハードコアで押しまくりです。
大汗ぶったらしながらのギタリストの姿に何故かアンガス・ヤングを重ねてしまいます。

SLANGの怒涛パフォーマンスが終了。NAPLM DEATHの機材セッティングが始まり、ギター少年らしき数名がミッチ・ハリス(G)のアンプ及び足元のエフェクターをガン見してました。
セッティングはローディーの人達が全てやるもんだと思ってたら、ドラムの組み立てはダニー・ヘレッラが自ら行い、そのままサウンドチェック。彼が叩き出すとどよめきが起こり。ツーバスドカドカ踏み出すと風がこちらまで来ます。
その後、ミッチもやって来てサウンドチェック。絶叫バック&クリーンVOも勤めるので、マイクもチェック。
ベースはローディーの方がやってました。
お待ちかねのライヴスタート!新作「UTILITARIAN」の1曲目のCirumspectからスタート。ブラストが炸裂する2曲目。Errors In The Signalsの時に居た場所が悪く、モッシュの波に飲まれました。なんとか避難し、サークルピットの後ろで観戦(それでも近い)してました。
各メンバー、演奏中は険しい顔でプレイしてますが、MCの時はニコニコしていました。

連日の猛暑がこたえてたのか、バーニーは頭に水をかけてました。

音のバランスもよくありがちなドラムの音にギターがかき消されることもなく、さすがは百戦錬磨のライヴバンドです。

お約束の「ユーワイ!(You Suffer)」や「Scum」等昔の曲も聴け、大満足ライヴでした。観客もメンバーも凄くいい顔してましたよ。ライヴ終了後は裏口でバーニーと記念撮影してから会場を後にしました。

震災の3ヶ月後に石巻と東松島を訪れた。バーニーとリーダーのシェーンの希望で実現した今回のライヴ。NAPALM DEATH、SLANGそしてスタッフの皆さんに感謝です。

そして、また東北にNAPALM DEATHが来る時はシェーンを含むラインナップで来てほしいです!
コメント
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