ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

なんと〝天国と地獄〟の誕生日でした!

2020年02月27日 | 俳句

 今日は風の強い日で、体感温度が低く感じましたが、実際に気温も低かったのかな。とにかく昨日は17時半頃山口宇部空港に着きましたが、外に出た途端〝ワアッ、寒い!〟と、震え上がってしまいました。だって3日間の石垣島は最高気温が26度だったんですから当然ですが。

 ところで、24日から26日までの2泊3日、「八重山諸島5島めぐり」へ行って来たんですよ。昨日帰って来たのはいいのですが、まあ、大変なことになったんで、ブログ書くどころではありませんでした。

 天気は案の定予報を外れてバッチリ!3日間とも殆ど快晴でしたし、景色はいい、海もきれい。食べ物もホテルも上等と…では何が大変だったのかというと…、お恥ずかしい話です。

 実は初日の夕食のとき、夕日が余りにも美しくて、ついレストランの庭に出て写真を撮っていたところ、気が付かずに側溝に落ちてしまったんです。

 主人や連れのS夫妻は食べるのに夢中で気が付かなかったようで、右足が痛かったのですがそのまま私も食事をして、さあ、レストランを出ようとしたところ、余りの痛さで足を踏みつけることができませんでした。主人が最初は冗談かと思ったようですが、本当に歩けないと分かってビックリ。ロービーへ行って車椅子を借りてくれましたが、ではこれからどうしようかと…S夫妻も心配してくれて…。

 捻挫はよくするので分かるんですが、こん回のは今までに経験したことのない異状な痛みでした。明日からが本番の観光ツアーなのに、これはヤバイなと思って、とにかく病院へ行くことに。大袈裟かも知れないけど、〝万が一骨にヒビでも…〟という、悪い予感が何となくしたからなんですよ。

 歩くのが無理なので車椅子ごとタクシーで運んで貰いました。沖縄県立八重山病院の救急夜間外来で診て貰って、その結果、〝骨にヒビが入ったんですか?〟と聞くと、〝いいえ、完全なる骨折ですよ〟と言って、レントゲン写真を見せてくれました。私も主人もビックリ…まるで小枝がポキッと裂けるように小指の骨が折れていました。なんとも言いようがありません。全て自分の不注意なんですから…ゴメンナサイ!

 さて、さて、どうする…明日から観光して廻るのに歩けないということは …。主人がホテルで留守番を…なんて言い出すものだから、何とか歩けるようにとギブスをしてもらいました。もう一つの問題は靴が履けないということ。帰りにタクシーの運転手さんにスーパーに寄って貰い、男物の一番大きなサンダルを、主人に買って来てもらいました。この日は部屋に戻ってももう何もする気力がないのと痛いのとで、薬を飲むとすぐに寝てしまいました。

 これは余りにも調子に乗って、出かけてばかり居ましたので、きっと天罰が下ったんだわと…。だってこの日は私の誕生日なんですよ。もしかしたら天から父や母が〝いいかげんにしなさいよ!〟と、諫めてくれたんでしょうか。確かに昨年から今年にかけては動きすぎでしたもの。

 このことを添乗員のIさんに報告したとき、真っ先に旅行の傷害保険に入っていますか?と聞かれて、はいと。今までも安心料と思っていつも入っていましたが、使ったことはありませんでしたので、今回初めて、ああ、よかった! なんて…。これもヘンな話ですよね。(笑)

 だから、今日は月一回の通院と整形外科へのダブル診察。おまけに主人の風邪を貰ったのか、喉が痛く鼻水まで出るのでかかりつけの病院で薬を。その後八重山病院の紹介状を持って、いつもの整形で診察して貰うと、先生曰く〝物好きだね。旅行へ行ってまで骨折せんでも…全治3ヶ月だよ!〟と。〝エエツ、八重山の先生は1ヶ月だと…〟というと、〝そりゃ、何も分かっとらんのじゃ。外科じゃからの~〟と。手術すれば早いが嫌なら仕方がないでよとも。ウエ~ン…もう観念するしかありません。

 というわけで、いろいろ書きたいことは山ほどあるのですが、そのうち様子を見ながらボチボチと…

 ああ、アリガタイことに皆さんに助けられながらも、島の観光は一応車椅子で何とか一緒に巡ることが出来ました。ホントに天国と地獄を一遍に味わった誕生日でしたよ。ハイ、もう歳なんだからと、しっかり肝に銘じておきます。

 写真は、骨折したホテルの溝とギブスの足。なんと大きな足!さらに大きな大根になりました。恥ずかしい!

       

コメント (12)
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