ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝きらら俳句教室〟第7回目で~す!

2022年10月18日 | 俳句

 昨日は朝から曇り空で、でも最高気温は24度と。先週はラジオ体操に余り行かなかったので今週はマジメにと…行きました。でも、蒸し暑くってマスクが余計に煩わし!先頃「屋外では条件次第でマスクを外して過ごしても良い」という政府からの呼びかけがされていると思うのですが、こちらでは外す人を全く見かけません。やはり人の目を気にして…なんでしょうかね。私がついマスクなしで行ったりすると、何となくジロッという視線を感じてしまいますもの。自分ではそんなことなど気にしないで堂々と外して歩いてもと思いつつも、人と出会った時はすぐにマスクを取り出して掛けてしまいます。やはり永く生きてきたせいで、〝長いものには巻かれよ〟という根性が染みついてしまったのでしょうか。情けない!

 今日は昨日よりはちょっと寒くなるようですが、とってもいい天気です。でも私は午後からの予定がびっしり詰まっていて忙しい!お婆ちゃんの心配が減っても余裕は少しも生まれません。気が軽くなった分だけ今度は他の避けていたものが入り込んできて…心にすき間がないんでしょうね。でも、こういうのが私の人生なんですから走り続けるしかないんですよ。

 さて、10月15日(土)、恒例の〝きらら俳句教室〟第7回目がありました。今日の資料では、そろそろ公園にも鶫(つぐみ)や鶲(ひたき)などの小鳥たちが渡ってきているから観察出来るかもって。その中に鵯(ひよどり)もありました。この鳥は年中見かけるのですが、季語としては秋になっています。それについては、〝秋になると、北海道や東北の個体群が渡ってきて、10月がそのピークになる〟からでしょうというレンジャーのTさんからの説明でした。

 ついでに私からは、〝秋の季語に「小鳥」がありますが、初心者ではこれが季語とは知らずに季重ねで使うことが多いので注意しましょう。また、「子鳥」と書くと夏の季語になり、親鳥に対するもので巣立鳥などともいいますから、漢字にも気をつけて…〟などと補足説明を。

 雲が少しありましたが、この日も秋晴れの気持のよい1日でした。さあ、10時になりましたので、これから吟行です。

 今回は何か掘り出し物があるかしら?などと言いながら外へ。先ず目に留まったのが〝萩の花〟。今が真っ盛りで、うら枯れ始めた公園のそこここの道に色を添えていました。〈ぽろぽろと零れてすがる萩の花〉なんていう句も出ましたよ。

 更に行くと、今度は芒(すすき)があちらこちらに。これは誰もが見知っていますので、気にも留めずにそのまま通り過ぎようとするところを、レンジャーのTさんから、〝これが芒の花なんですよ〟と言われ、改めてしげしげと見てなるほどと感心。こんな微細なものには殆どの人が気が付かずに、芒の穂としてしか認識していないでしょうしね。これは今回の収穫です。だから〈公園中今が盛りの花すすき〉などという句も出ました。写真は、ちょっとピンぼけですが、穂にブラブラさがっている黄色いものが芒の花ですよ。

 また、藤袴(ふじばかま)が咲き始めていましたので、浅黄斑(あさぎまだら)もそろそろやって来る頃だ…とはレンジャーのTさんの話。しかし、残念ながらこの日は一匹も見かけませんでした。

 他に秋の季語としては木の実など。特に海桐の実、樫の実、椎の実などが公園にはたくさんあります。その中でも椎の実、ここではスダジイなんですが、色よく熟れてぽろぽろと落ちていましたので、一人が拾うと我も我もと…。それで今日の句の半分以上は季語が〝椎の実〟。(笑) だから今回の最高点句も〈団栗で張るポケットを一たたき〉でした。

 写真は、上から順に海桐(とべら)の実、楪(ゆずりは)の実、犬枇杷(いぬびわ)の実、ハマビワの花(これ初めて見ました!)、椎の実(マテバシイの実)。

 12時過ぎに無事終了。その後例の如く急いで我家へ帰って猫ちゃん達に餌をやり、すぐに宇部馬酔木句会へ。それが終ったら今度はお婆ちゃんちへ行って夕飯の支度。ああ、この日も疲れました。

 では、今後は余りサボらないようにガンバリますから……また、よろしく!

 

コメント (2)
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