ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

2週間以上も…ご無沙汰してました!

2022年10月16日 | 俳句

 何と何と、前回のブログを見ると日付が先月の29日。ということはずっと更新しないままで16日が過ぎてしまったんだ。ウワッ!こんなに更新しなかったことは今まで一度もなかったのに…。このままではみんなから忘れられそう!そろそろ何とかガンバラナクッチャ!

 実は義母の体調が良くなくてご飯が食べられないという…そんな日が何日も続くと、私もどうしたらいいのか、あれこれ考えて少しでも食べて貰おうと…苦心したんですよ。でもこればかりは…本人が食べたくないという物を無理矢理口に押し込むわけにもいきませんし、でもそうすると体力がみるみるなくなっていって…。高齢者はこれがコワイんです。だから口にヤサシイものや母の好物などを、でも少しでも栄養のあるものでないとなんて…、そんなことを考えるだけで頭がいっぱい!でした。しかし、俳句関係のことはサボるわけにはいかず…というわけで、ブログが後回しになって、そのうち書く時間も取れなくなってしまいました。また、お婆ちゃんの元気のない姿を見るたびに私まで気持ちが萎えてしまい、何にしてもやる気が出なくなり…ただひたすら最低限のことをこなす日々でした。

 今回つくづくと私はお婆ちゃんに元気を貰っていたんだなあと思い知らされました。確かにお世話をするということは肉体的には疲れます。が、反面相手の元気な笑顔を見ることでこちらも生かされていたんだと…。

 最近やっと以前の義母のようになり、食欲も出て来て美味しいと言って完食してくれますし、そうすると人間ってやる気も出て来るんですね。悪いときはベットに寝てばかりでしたが、今は台所へ来て何かと手伝ってもくれるようになりました。普通の人なら100歳を越えた人に何かやらせるなんて…と思うかも知れませんね。でも、やる気さえあれば何歳であっても何でもやって貰った方がいいと私は思うんです。それが元気の秘訣ですもの。

 特に高齢者には自分の口で食べることがどんなに大切なことかということを、今回も実感。それも歯ごたえのあるものを自分で噛んで味わうことが…。以前入院していたときは殆どが流動食でした。それでどんどんと生気を失っていった義母、一週間ぶりに顔を見たときは本当に100歳相応の老人に見えてビックリしましたもの。これが例えば胃瘻とかになって、栄養は取れても自分の口で味わうことが無くなれば、確かに命は繋がるでしょうが、人間としての機能がどんどん失われてゆくような気がします。自分の舌で味わって〝美味しい!〟という感覚が脳に伝わり、その刺激で脳も活性化する…そうすると他の分野にも波及していっていろんな機能が相互的に目を覚ます。そして、活発な指令が脳から出るようになる…なんて、脳科学者のような難しいことは分りませんが、でも毎日お婆ちゃんを見ていると、〝噛む〟という動作がどんなに必要なことかということがよく分ります。元気なときのお婆ちゃんは実年齢より10歳、いや15歳は若い!やる気が顔にまで出るからなのでしょう。本当に若く見えますよ。食べずに何もする気の無かったときの顔とは雲泥の差です。

 一週間以上も37度から38度の熱が続いて、解熱剤を飲んでも余り効かず、掛かりつけの病院で診て貰っても何でそうなったのかハッキリした原因が分らないままでした。が、入院まではしたくないと。でもやっと平熱になり、そうすると少しずつ食べられるようになって、そうなったら今度は起きて何かをしようというやる気も出てくるんです。そして、お喋りも弾むようになります。

 まあ、高齢ということは本当にちょっとしたことで容態が急変することがありますので、気が抜けない日々だったんですよ。でも、昨日私が〝お婆ちゃんこれ飲んだら体にいいって…〟と言うと、〝生き過ぎたと思うちょる人間にもうこれ以上長生きをすすめんといてよね!〟なんて…、冗談まで出るようになりましたから、一安心。

 もちろんブログは何度か描きかけたんですよ。でも、途中で消えてしまったり、急な用事が発生して疲れ果てて家に帰るともう眠くってPCの画面が見えなくなったり、おまけにPCまでトラブルを起こしてしまって…!そんな繰り返しの日々でした。

 ブログを読んで下さっている方が、更新がないのを心配して下さっていればと思い…弁解がましいことを書いてしまいました。どうかお許し下さいませ。

 さて、10月に入ってからも俳句は相変わらずですので、5日には恒例の吟行会で美祢市の弁天池へ行きました。私が参加しなければ中止するしかないので、その時は主人が欠席して、お婆ちゃんの面倒を看ると。主人は久し振りの〝にじます定食〟を楽しみにしていたんですけど、そりゃあお婆ちゃんの方が大事ですものね。

 今回は詳しい説明は抜きにして、写真のみでお楽しみ下さい。

 透き通ったブルーの水が不思議なほどの美しさを見せる湧き水「別府弁天池」。この湧水は摂氏14度の透明度の高い水で、環境庁より昭和60年7月20日、日本名水百選に選定され、灌漑や養鱒にも利用されています。併設されている美祢市養鱒場釣り堀では、にじます釣りを楽しむことができます。
また、ここは別府厳島神社の境内でもあり、その昔、辺りを開墾したものの水不足に悩む長者が、夢のお告げ通りに弁財天を勧請すると水が湧きだしたという伝説があり、毎年秋にはこの神与の水に感謝の気持ちをこめ、念仏踊りが奉納されています。

 実はこの日も前日は大雨で、みんな心配していたんだそうですが、ご覧の通りの吟行日和。おまけに弁天池に着くと急に秋時雨が…それに日が差してきて…そうです、日照雨(そばえ)が降ったんです。俳句にとってはアリガタ~イ天からの贈り物で、句材にはことかかない1日でした。養鱒場のにじますを使った生きのいい〝にじます定食〟も美味しかったですね。コロナになってから行かなくなり…ホント、久し振りでしたから余計に!

 写真は、撮るのを忘れて…食べてから気が付きましたので、お借りしました。ゴメンナサイ!にじます定食は1,500円(昔は1,000円、その次は1,200円だったけど…)で、にじますの塩焼きやフライ、せごしが付いています。別途パック代を払えばお持ち帰りもできるんですって。早く気が付けば主人に持って帰ってあげたのに…残念!後の祭りでした。

ニジマス定食

 それで昨日15日の土曜日は〝きらら俳句教室〟の第7回目でした。これはまたこの次にでもご報告しますね。

コメント (4)
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