ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

第5回目と6回目の〝きらら俳句教室〟です!

2023年09月03日 | 俳句
 いつも第3土曜日にある〝きらら俳句教室〟の第6回目が、9月は変更になり昨日行いました。また、先月の第5回目を書いていませんでしたので、ついでに簡単に纏めて報告しますね。どちらにしても暑いときですので、鳥も花も大して代わり映えのしないものばかり…
 鳥では鴫(しぎ)が、春から夏にかけてシベリアなど日本よりも北の地域で繁殖し、冬は東南アジアやオーストラリアなどの南の地域で過ごすため、秋になると、南へ渡る途中に立ち寄るので観察出来るのです。だから8月の時には、黄脚鴫(きあししぎ)や青脚鴫(あおあししぎ)などが観察されました。
 昆虫では、殿様飛蝗(ばった)や精霊飛蝗など。花では、露草、萩、狗尾草(えのころぐさ)など。それで、8月の最高点句が〈(うみ)渡る風に揺れつぐ猫じやらし〉でした。狗尾草は、仔犬の尾に花穂が似ているというのでこの名があるのですが、この穂で仔猫をじゃれさせてあそぶから〝猫じゃらし〟とも。もちろん秋の季語です。(この写真はお借りしました。)
 
第46週の花 エノコログサ - 山河海空
 
 この日は特に暑かったので、吟行も先ず室内から望遠鏡を覗いて鴫などを観察し、その後外に出て少しだけ歩きました。観察室には子どもたちが触れられるようにと、トビハゼやカブトガニの子供が水槽に…。
 
 
 
 
 これは糸瓜(へちま)の花で、秋の季語ですよ。
 
 9月は、8月の2週間後ですから、大きな変化は見られませんでしたね。天気も曇りでイマイチでしたが、その分却って蒸し暑く、でも、やはり蘆原には色の変化が見られ少しずつ秋が広がっているようすが…。
 
 
 
 それから、とてもキレイに赤くなった赤蜻蛉があちこち目に付いたかな。だからか、9月の最高点句が〈蜻蛉くるヘップバーンのTシャツに〉でした。実は、この〝ヘップバーン〟の顔をプリントしたTシャツを着ていたのは私なんですけどね。(笑) 〝マムシ注意〟の立札に止まっていた赤蜻蛉をKさんが触ろうとするとすぐ逃げていき、それがまた戻ってきて、今度は私が翅に触ろうとすると、なぜか逃げなくて…。やっぱりヘップバーンが気に入ったのかななんて…そういえば、雄の赤蜻蛉でした…(笑)
 
 
 
 最後は、私の大嫌いな長いもの…嫌な方は見ないで!でも、蛇は夏の季語ですからこれは〝秋の蛇〟。〝穴惑い〟ともいいますけど、これは違いますね。まだまだ活発で何か獲物を狙って鎌首をもたげていましたから。
 
 
 これは〝タンキリマメ〟の花と実。まだ季語にはなっていません… 
 
 最後はお婆ちゃんのこと。8日金曜日の午前中に退院することに決まりました。先日在宅介護の病院の先生とそのスタッフの方、それにケアマネさんとの顔合せが済みましたので、急いで義母を迎え入れる準備をしておかないといけません。先ず何が必要なのかとか、どんなサービスが受けられるのかなどを、明日ケアマネさんと相談します。いろいろと忙しくなりそう。では、今日はこの辺で…オヤスミナサイ! 
 
コメント (4)
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