おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問 上古天真論篇 第一 より
要旨
本篇に於ては、人間養生の方法は、陰陽の協調と嗜欲の節制とを以て天真の気を保全することの必要を説き、併せて古人がよく百歳の長寿を全うするに対し現代人が早く衰える所以を比較して説明する。
且つ古人の養生法についても全部が同一というわけではなくて、其の程度によって四種類の型のあることを説明し、又人体生理上、長生するか、老衰するかの根極は一に自然の規律に従うか否かによるものであることを説示している。
東洋学術出版社(島田隆司 訳) 黄帝内経素問 上古天真論篇 第一
解題
「上古」とは、人類の生活がまだごく初期の段階にあったころを指す総称である。
「天真」とは、先天的に与えられた真元のことであり、また以下の経文でふれられている「腎気」、「精気」のことである。
作者は、上古の「真人」がよく養生の道を研究し、寿命をのばしていたことをほめたたえている。
そして真人の養生の道もまた、天真を保養して妄りに泄せないことを主要な内容としている。
これらのことからみれば、つまり人の生、成長、衰、死の変化から、長命であるか若死にであるかに至るまで、すべては「天真」の盛衰にかかっている。
それゆえ、生を養い精を保つことは人々の健康にとって重要な意義がある。
本篇は主としてこれらの問題を論じたものであるから、篇名を「上古天真論」という。
真人:三才(天・地・人の総称)の道を体得・具現した者、または寿を完うする者、不老不死の理想を体現した者。(新東洋医学辞書ソフト)
東洋学術出版社 上古天真論の要点
1.養生の積極的な意義は、それが単に疾病を予防できるばかりでなく、寿命を延ばすためにも有効な方法であることを説明している。
2.精神の修養、飲食と生活の調節、環境と気候への適応、肉体の鍛錬などといった具体的な養生方法を示している。
3.人の生、衰、老の過程から、子を産むという働きに至るまで、主要な鍵はすべて腎気の盛衰にあることを説明している。
4.最後に、四種の養生家のそれぞれの養生方法とその結果を示し、人々が養生に注意して、病にかからないようにし、寿命を延ばすよう啓発している。
この中の3.で男女の発育年齢の相違などについての記述が、現代にいたっても大変参考になることが書かれています、それが柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問上古天真論篇第一の第六節第七節にあります。つづく
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