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六節藏象論篇 第九 第二節 訳

2010-11-27 09:56:19 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九 訳

 

第二節

 

 帝曰。余已聞天度矣。願聞氣數。何以合之。

岐伯曰。天以六六爲節、地以九九制會。天有十日。日六竟而周甲。甲六復而終歳。三百六十日法也。夫自古通天者生之本。本於陰陽。其氣九州九竅、皆通天氣。故其生五、其氣三。三而成天、三而成地、三而成人。三而三之、合則爲九。九分爲九野、九野爲九藏。故形藏四、神藏五、合爲九藏以應之也。

 

 

黄帝が問いました、

 

 「余は已に天の度、春夏秋冬が規則正しく巡り来てこれを繰り返すこと、についてはわかった。

 

つぎに、気の数、天地人三者の間に流動する無形の活力たる気の、彼此移り変るための一定の順序法則が天の度にかかわるかを聞きたい」

 

岐伯が答え申し上げました、

 

 「天は六六の数、干支をひとまわりすると六十日、六回繰り返えすと一年となります。

 

地には九九制会ともうしまして、自然界の構成と人体の構造とが相応し時期のくぎりをつけるということがあります。

 

天には一旬、十日というくぎりがあります。

 

干支と十干の組み合わせが一回りすると六十日で、六回くり返され一年を終り、三百六十日となりこれが法であります。

 

 古より、人の生命活動と自然環境には、極めて密接に相い通じる関係があり、生命の根本は陰陽にもとづくと考えられているのであります。

 

その気は、九州・全土、人の九竅・眼舌口鼻耳肛門尿道は皆天気・自然界の気と通じているのであります。

 

それ故に人は、五行・木・火・土・金・水の作用により三陰三陽の気を受け、生きてゆけるのであります。

 

 天に三気があり、地に三気があり、人に三気があります、三かける三で九と成ります。

 

九は九つの区域になり、九野は九臓となり、形臓が四、神臓が五で合計九臓となり、九に応ずるのであります

 

 

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