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黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 第三節 語句の意味1-2

2011-02-26 09:41:18 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 五蔵生成篇 第十 第三節 

 

 色味當五藏。白當肺辛、赤當心苦、青當肝酸、黄當脾甘、當腎鹹。故白當皮、赤當脈、青當筋、黄當肉、當骨。諸脈者皆屬於目。諸髓者皆屬於脳。諸筋者皆屬於節。諸血者皆屬於心。諸氣者皆屬於肺。此四支八谿之朝夕也。故人臥血歸於肝。目(1)受血而能視。足受血而能歩。掌受血而能握。指受血而能攝。臥出而風吹之、血凝於膚者爲痹。凝於脈者爲泣。凝於足者爲厥。此三者、血行而不得反其空。故爲痹厥也。人有大谷十二分、小谿三百五十四名、少十二兪。此皆衞氣之所留止、邪氣之所客也。鍼石縁而去之。

 

語句の意味12

 

色味=五色と五味

當=あたる。あてはまる。当然こうなるべきである。

白當肺辛=色の白と辛味は肺に配当される。

属=つらなる。付。つき従う。

髓=奇恒の腑の一つ。骨髄と脊髄のこと。髄は腎の精気と水穀の精微が化して生じ、骨格を充養し、脳髄を補益する作用がある。

補益=補に同じ。身体の虚乏なところを補い益し助けること。

脳=奇恒の腑の一つ。髄海、頭髄ともいう。顱腔中の髄質をいい、下は脊髄に通じる。脳と全身の骨髓は密接な関係がある。脳は精髄と神明の中枢となるもので、人の視覚・聴覚・嗅覚・感覚・思惟記憶力などは皆脳の作用である。

顱=ロ、ル。頭骨のこと。

奇恒の腑=脳・髄・骨・脈・胆・女子胞(子宮)を包括した呼称。

筋=腱のこと。骨節に附着している部分を筋とよび、腱の外をつつむものを筋膜とよぶ。筋の性質は硬くて弾力性があり、強く、骨節や肌肉などの運動器官に付いて固定と保護の役割をする。肝の精気の盛衰と筋力の強弱とは密接な関係がある。

節=骨節の簡称。いわゆる関節のこと。

四支=四肢・手と足のこと。

八谿=はちけい・はっけい。肉の小会を谿という。上肢の肘関節・腕関節・下肢の膝関節・踝関節の左右八ヵ所あるので八谿という。肘部と股部の筋肉をいう。

谿=比較的小さな筋肉の会合部をいう。

朝夕=あさばん。あけくれ。常に。

臥=ガ。ふす。ねる。横になる。横になって眠る。病気にかかる。

攝=摂の旧字。セツ。とる。執り行う。つかまえる。収めとる。

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

 

 

 

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