昌栄薬品です
桔梗が咲きました。
漢方薬に用いられる桔梗、基源はキキョウ科、キキョウの根、東アジアの温帯に広く分布し、わが国の山野にも多い多年草で、庭園にも畑にも栽培される。コルク皮を取り去ったものを晒桔梗と呼びそのまま乾したものを生乾桔梗という。
薬味薬性は、神農本草経(しんのうほんぞうきょう)では味辛微温(味はピリ辛く少し温める作用がある)、名医別録(めいいべつろく)では苦、小毒有り、となっています。平成薬証論
総合的に弁証された、薬学博士渡邉武先生は『平成薬証論』で、神農本草経、名医別録、本草綱目(ほんぞうこうもく)、古方薬議(こほうやくぎ)等より、病症を検討してみたところ、本書では桔梗は辛温(味はピリ辛く温める作用がある)の水剤と規定するとしています。
本経(神農本草経)では桔梗の薬味薬性を辛微温としています。
古典を尊重して辛微温の水剤としても良いのですが、私はずっと桔梗を辛温の水剤として、漢方を学習する人に指導してきました。
それは桔梗独自の他薬にない薬能を考慮したからです。
本経、別録には『喉咽痛』ぐらいしか書かれていませんが、後世になると去痰作用や排膿作用が桔梗の重要な働きとして認識され、傷寒・金匱では膿や痰をとったり腫ものを散らしたりする処方に配合されています。
去痰、排膿作用を現代医学的にいうと溶血作用になります。
桔梗サポニンには強い溶血作用があります。
痰は呼吸器から気体で水を出している状態に熱が加わり、水や唾液から水分が少なくなって固まったものです。
膿も体液という水が熱を帯びた状態です。
こうした痰や膿を散らしたり、はらしたりするためには辛微温では不徹底です。平成薬証論
桔梗の入った当店にある漢方薬
排膿散、清上防風湯、竹茹温胆湯、荊防敗毒散、防風通聖散、荊芥連翹湯、十味敗毒湯、桔梗石膏
皮膚、咽に作用します。
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
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税込価格
250g 8,640円
500g 16,200円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円