昌栄薬品です
『乾姜、生姜、乾生姜について』 薬学博士渡邊武著『平成薬証論』乾姜の項より
一、生姜・・生のひね生姜。古方で多く用いられる。
一、乾姜・・蒸製したもの、硝子様。澱粉は糊化している。揮発成分はとんでいる。
一、乾生姜・・そのまま乾燥、石灰をまぶす。澱粉は糊化していない。日本薬局方の生姜。古方で用いられる乾姜。
水分の多い生姜と、水分を抜いた乾姜を比べると、濃縮された分、乾姜の辛味はずっと増えてきます。薬局方の生姜は、生の生姜ではなく乾生姜を使っています。
傷寒論の指示に従えば、葛根湯には生姜が、小青龍湯には乾姜が用いられるべきです。
神農本経(しんのうほんけい・中国の古典)、名医別録(中国の古典)ともに、生姜と乾姜の温熱の度合いが異なることを、微温、温、大熱という言葉で表しています。
生姜の代わりに乾姜を用いると、当然薬能が違ってきます。生姜四~五グラムに相当する乾姜は一グラム程度を目安とすべきです。
(神農本経=神農本草経・しんのうほんぞうきょう。現存する中国最古の薬物学書、著者未詳、全3巻もしくは4巻)
(名医別録=めいいべつろく。陶弘景(とうこうけい)の校定、成立年未詳、全3巻、後漢末頃から六朝時代にかけての成立)
カッコ内新・東洋医学辞書13より
※
クラシエ薬品小青龍湯には乾姜が用いられています。
※ ※ ※ ※ ※
豚肉の生姜焼きはあまり体を暖めない?
豚肉の薬味薬性は甘微寒(味は甘く少し冷やす作用がある)で生姜の辛温(味はピリ辛く温める作用がある)を加えてもさほど温まらない。
健康の為に食物の性質の解説五味調和の説明参照
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
税込価格
250g 8,640円
500g 16,200円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円