知母 チモ 知母 〔薬味薬性 苦寒 血剤〕
渡辺武著平成薬証論より
〔基源〕ユリ科
ハナスゲの根茎、毛知母という。表面の毛を除いたものを光知母ともいうが、日本では用いない。鎮静・利尿・鎮咳・止瀉の効がある。
〔成分〕
ステロイドサポニン約六%、サポゲニン、ヘキサン配糖体、ニコチン酸などを含む。
腎臓は左右にありますが、知母という苦寒の血剤が働くのは右の腎の方です。
同じ苦寒の血剤でも、心に働くか、肝に働くか、腎に働くかによって苦味の度合いに違いがあります。
腎=じん。
五臓の一つ。
膀胱と表裏の関係にある。
主な機能は、精を蔵することであり、先天の本となる。
これは本蔵の精を蔵する(先天の精)ばかりでなく、五臓六腑で水穀が変化して生じる精気(後天の精)を蔵し、臓腑肢体の各組織を滋養する。
また水を主り、三焦・膀胱と合して津液を主り、肺・脾と協力して体内の水液の代謝と調節を行う。
腎はまた骨と合す。精はよく髄を生じ、髄は脳に通じるので、脳・髄・骨の成長と働きは腎気と密接な関係がある。
これより、歯・頭髪の成長、脱落も腎気の盛衰と関係がある。
腎は上で肺に連なり、元気の根となり、納気を主る。
上は耳に開竅し、下は二陰に開竅し、二便を主る。
腎は二つあり、
<難経三十六難>に、左側を腎、右側を命門としている。
腎は陰を主り、水に属し、命門は陽を主り、火に属する。
ゆえに腎は一水一火で、水火の臓と呼ばれる。
通常真陰は腎水をさし、真陽は腎陽をさし、命門の火という。漢方用語大辞典
命門=腎の右をさす。
または経穴名で経穴名、石門(せきもん)の別名。新・東洋医学辞書13
命門=めいもん。
①生命の開鍵の意味がある。これは先天の気の蔵されている所であり、人体の生化の源であり、生命の根本である。
命門の火は具体的に腎陽の機能としてあらわれる。
また副腎皮質の機能も含まれる。
<難経三十六難>
「命門は、諸神精の舎る所、原気の繋かる所なり。故に男子は以て精を蔵し、女子は以て胞を繫ぐ。」命門には二つの説がある。
1)右腎をさす。
<難経三十六難>
「両腎は皆腎に非ざる也。其の左は腎と為し、右は命門と為す。」
2)両腎をさす。
具体的には両腎の間の動気をさす。
虞搏(ぐたん)<医学正伝>参照。
②経穴名。属累、精宮ともいう。督脈に属す。<鍼灸甲乙経>参照。
③石門穴の別名。<鍼灸甲乙経>参照。
④両眼の睛明穴の部位の別称。<霊枢根結篇>「太陽は至陰に根づき、命門に結す。命門は目なり。」漢方用語大辞典
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
税込価格
250g 8,640円
500g 16,200円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円