腎のつづき
腎開竅於二陰=じんはにいんにかいきょうす。
大小便と尿道・肛門とが腎の水液の代謝機能と密接に関連することを表す。腎は二陰に開竅す。新・東洋医学辞書
腎開竅于二陰=じんはにいんにかいきょうす。
前陰は尿道をさし(一説には精竅を含む)、後陰は肛門をさす。
これは腎と大小便の関係をさす。
腎は水を主るので、これは水液の代謝を管理し、またこの機能は命門の火の気化機能と関係している。
ゆえに腎の機能が正常ならば、水液の分布と排泄は正常なルートをいく。
大小便の利、不利は腎と密接に関係している。
たとえば腎水の不足は大便の乾燥秘結、あるいは小便の量が少なく、命門の火の不足は泄瀉あるいは小便不禁などの病証をおこす。漢方用語大辞典
腎のつづき
腎開竅於耳=じんはみみにかいきょうす。
腎の病理的な変化が聴覚に反映されることを表す。
腎は耳に開竅す。新・東洋医学辞書13
腎開竅于耳=じんはみみにかいきょうす。
⇒腎主耳(じんはみみをつかさどる)。
<素問陰陽応象大論>「腎は・・・竅にあっては耳と為す。」漢方用語大辞典
腎主耳=じんはみみをつかさどる。
腎は耳に開竅し、耳は腎の官をなし、腎気が足りるときは聴覚鋭敏で、腎気が衰えるきは耳鳴耳聾する。
耳は脳に通じ、脳は髄海をなし、髄海は腎の精気の化生と濡養によるので、腎虚するときは濡養を失する。
<霊枢脈度編>「腎気は耳に通じ、腎和すれば耳よく五音を聞く。
<医林改錯>「両耳は脳に通じ、聴所の声は脳に帰す。」
<霊枢海論編>「髄海不足すれば、脳転、耳鳴す。」漢方用語大辞典
髄海=ずいかい。
四海の一つ。脳のこと。脳は諸髄の集まる所なので、こう呼ばれる。
<霊枢海論>「脳は髄の海と為す。」
<素問五蔵生成論>「諸髄は皆脳に属す。」漢方用語大辞典
四海=しかい。東・西・南・北の海(天地の四海)、人身では十二経水が注ぎ込む髄海・血海・気海・水穀の海。新・東洋医学辞書13
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耳の異常は腎との関係が深く、耳たぶの付け根が切れる、耳から水が出てくる、耳鳴、急性難聴、めまい、ふらつき等の訴えが起こります。
小便の回数の異常が目安となります。
小便は1日5~6回、男は約1400ml女は約1200mlの量を排尿します。
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