海の精カレンダー2022より
まいにち養生(ようじょう)
笑う門には福来たる!
笑いにさまざまな健康効果があることが、科学的に証明されています。
まずナチュラルキラー(NK)細胞が活性化して免疫力が上がり、感染症やがんの予防に。
また副交感神経が優位になり、血圧が下がります。
リラックスしてストレス解消にも。
血糖値が下がることも実証済みです。
ほかにも美肌、冷えや肩こり解消、傷の治癒、脳の活性化などにもプラス効果があるそうです。
そして作り笑いでもNK細胞は活性化。
まさに「笑う門には福来る」です。
五志=ごし
五種の情志の変動、すなわち、喜(笑う)・怒・思・憂・恐をさす。
<内径>に情志の変動と五臓の機能は関係があり、すなわち肝志は怒、心志は喜、脾志は思、肺志は憂、腎志は恐とし、これを五志というとある。
これは人の情志の変化を、五行の配当にもとづいて五臓に配属したものである。漢方用語大辞典
喜=き。五志の一つ。
<素問陰陽応象大論>「心は志に在って喜となし、喜は心を傷り、恐は喜に勝つ。」
<素問霊蘭秘典論>「膻中は臣使の官にして喜楽出づ。」
<素問玉機真蔵論>「よって喜大虚すれば、則ち腎気乗ず。」
<素問挙痛論>「喜べば気は和し、志は達し、栄衛は通利す。故に気緩む。」
<素問宣明五気篇>「精気心にあつまれば喜ぶ。」
<霊枢本神篇>「喜楽する者は神、憚散して蔵せず。」
<素問宣明五気篇>「肺喜楽極まりなきときは魄を傷る。魄傷られれば狂す。狂する者は意人を存せず、皮革焦げ、毛悴れて色夭し夏に死す。」
<経脈篇>「心主、手の厥陰心包経の脈動ずれば喜笑して休まざるを病む。」
<行針篇>「陽多き者は、喜多し。」漢方用語大辞典
喜=七情の一つで正常な精神情志活動の一種。過度で節度を失うと病因となる。新・東洋医学辞書13
笑い(喜び)すぎると心の病因となります。
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