おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二
第六節
病在肺、愈在冬。冬不愈、甚於夏。夏不死、持於長夏。起於秋。禁寒飲食寒衣。
肺病者、愈在壬癸。壬癸不愈、加於丙丁。丙丁不死、持於戊己。起於庚辛。
肺病者、下晡慧、日中甚、夜半靜。肺欲收、急食酸以收之。用酸補之、辛寫之。
語句の意味
肺悪寒=はいはかんをにくむ・肺は全身の表を主り、外は皮毛に合し、鼻に開竅する。寒気が侵襲して衛外の陽気を傷れば、直接肺経を犯す。また肺は気を主り、寒なれば気は滞る。ゆえに肺は寒を悪むといわれる。
<霊枢邪気蔵府病形>「形寒寒飲すれば肺を傷る。」
<素問宣明五気篇>「五蔵の悪む所・・・肺は寒を悪む。」
肺欲収、急食酸以收之=五行をもって五臓に配すると、肺は金に属し、秋もまた金に属し、収を主る。それゆえ肺は本来収を喜ぶ。薬物の中で酸味はよく収める。そこで肺気が散ずれば、急いで酸を食して、収めるとよい。
收=収。收は旧字。シュウ。オサめる。受け入れる。
収=おさめる。<原病式>「収は斂なり、寒に属する。収引の類」
収斂=しゅうれん・収渋(しゅうじゅう)
収渋=固摂、固渋ともいう。精気の耗散や滑脱不収(自汗・盗汗・久瀉・脱肛・遺精・早泄・失血・崩漏・帯下などをいう)を治療する方法。滑脱不収の証は体の虚からひきおこされるもので、虚は本であり、滑脱は標である。それゆえ身体の虚弱の状態により異なった薬物を配合して治療を進める。
固摂作用=病邪の侵入を防止し、侵入した病邪に抵抗して排除する。前者は衛気、後者は正気といわれる。
固渋法=固渋収斂の薬物によって陰液・陽気の消耗を防止する方法である。
一般に、虚証が基本になって発生する症候が多いので扶正を考慮すべきである。
扶正=扶正とは、正気を扶助する薬を用い、正気をさらに強くさせて病邪を取り除くことである。
漢方用語大辞典、明解漢和辞典
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