か ら け ん


ずっと走り続けてきました。一休みしてまわりを見ます。
そしてまた走ります。

性欲だけのサル。たまにでいいから頭を使え。

2013年04月02日 | クルマ

このところ歯が痛くて治療中だ。とくに金曜日の夜から痛くなりだしたので僕はすこぶる機嫌が悪い。大体トラブルというものは今だけはよせというときに限って起こる。

歯は痛いがどうしても書いておきたいことがある。昼寝から起きるとダイハツ工業から封書が来ていた。すわコペンの新型かと喜んで封を切るととんでもない内容だった。余計歯が痛くなったじゃないか。なぜダイハツは僕が一番嫌いなことを知っているんだ。

内容はこうだ。「エンジンオイルを入れるときは発電機にかからないようにしましょう。」ダイハツは二重にバカだ。だが消費者は三重にバカだ。まずメーカーよ。あわてまくって車をつくるな。熟慮の果ての決定でレイアウトが決められたものではない。売るためにあわてて他社に出し抜かれはしまいかと急いで急いでクルマをつくる。

その結果起こるのは「Aをつけたけど不具合があるのでBの配管配線で間に合わせよう。」の無限連鎖だ。適当なところでゴーサインが出て市販される。この時魑魅魍魎達が出てきてCOPENはどうのこうのと、どうでもいいことを評定する。こいつらは自動車評論家ではない。新車評論家である。省エネとは燃費にはない。長く乗ることだ。

分かりやすく具体的にいうと、オイル注入口の下にゼネレーターを置くなということだ。スペースはいくらでもある。ほんの数センチのベルトの長ささえケチらなければそれですんだ話だ。ゼネレーターの放熱口の設計は上からオイルが降ってくるようにはできてない。よしんばそうだったとしても位置を変えれば済む。

僕はメカは好きだがダイハツの寄せ集め張り紙細工はいじりたくない。汚いからだ。しかも頭に来ることは「エンジンオイルはゼネレーターにかけないようにしましょう」というステッカーをはれという。ダイハツよ。こんなことで責任逃れができたと思うなよ。都合のいい時だけ自己責任だという考えを消費者に押し付けるな。

これが二重に気に食わないメーカーの姿勢。ここからが性欲だけのサルたちについて書く。このチョロキュウを磨きあげどうでもいいところを拭きあげ彼女の座席を掃除して、ボンネットは開けたこともない。JAFがあるもん。

サルはそれでいい。エンジンはサルがいじるようにはできていない。

しかし、根本的なところで誤解がある。人間がサルに退化するからサル用のクルマができる。ダイハツのサルが利益を狙って張り紙細工をつくるのではない。

「そんなこと言ったら車が売れなくなってしまう。」よく聞く反論だ。僕は言う。売れないがなんだ。人が乗るクルマは人にふさわしいものでなければならない。ポイントでないところで反論してはならない。クルマまがいに乗って倒錯したクルマの喜びに浸るのはよせ。

Posted at 2013/03/30

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