女郎花という名は一説には「たおやかな女人を思わせる」ところからとのこと
その由来通り、公園の一画で、晩夏の空にたおやかに揺れていました
ひょろひょろと尚露けしや女郎花 芭蕉
淋しさに堪えて広野の女郎花 正岡子規
長居植物園にて
(D7000+90mm)
女郎花という名は一説には「たおやかな女人を思わせる」ところからとのこと
その由来通り、公園の一画で、晩夏の空にたおやかに揺れていました
ひょろひょろと尚露けしや女郎花 芭蕉
淋しさに堪えて広野の女郎花 正岡子規
長居植物園にて
(D7000+90mm)
濃い紫、白、そして花心のほんの少しの黄色のトレニア
あちこちのお家の鉢植えで見られる花ですが
晩夏とは云えまだまだ強い太陽の光の下で輝いていました
長居植物園にて
(D7000+90mm)
いつものように俳句の本を暇に任せてパラパラとめくっていると
芭蕉の数ある秀句のなかの一句として、「道のべの木槿は馬にくはれけり」、が紹介されていました
野辺に咲く木槿が、通りかかった馬に食われてしまった
その馬に乗っていたのは誰あろう芭蕉です
何の外連味もなく目の前で起こったことを描写した
まさに「禅の世界」に通じる、、、等と難しい読み方もあるようですが
そのような難しいことは 私にはわかりませんが
厳しい夏の日、旅する芭蕉
馬上で強い陽射しを浴びてつい意識が朦朧した時
乗っている馬が突然野辺の木槿を食うのが目に飛び込んで来た
アッと思ったそのときの木槿の花の美しさが鮮明だった
という情景が私は目に浮かびました
長居植物園にて
(D7000+18-270)
情報センター前には、こぢんまりした庭があります
その一画で、赤オレンジ色のノウゼンカズラが、元気に咲いていました
通路のまん中まで蔓をぶらん下げ咲くノウゼンカズラ
皆さん優しいですね、花に触れ痛めないように通路端をソッと通っておられました
まだまだ厳しい陽射をもろともせず咲く姿は夏の花です
長居植物園にて
(X-E2)