朝晩の冷え込みがより厳しくなってきましたね。
昼間あたたかい都会的に作業していても、3時を回ると急に冷え込み、手がかじかんで困っています。(>_<)現場では上棟後の作業を進めています。
まずは垂木を取り付け、破風板や広小舞、登りといった屋根周辺部材を取り付け野地板を貼ります。(写真1枚目)
最近では広小舞や登りなどの部材をコストの面から省略するケースも多く見られます。
しかしこの部材は長い目で見たときに重要な役目をしますので、当社では絶対取り付けます。
こういう見えない部分が大事なんですけどね。
最近では、現場を知らない人たちがコストダウンで削ってしまうようです。あたり前にやらなければならないのことが、あたり前のように行われなくなる時代。
価格最優先の時代が招いた弊害でしょう。
いやな時代だと私は思います。(>_<)
当社の野地板はいろいろ検討した結果、最近では多くの物件で使われる合板ではなく杉の野地板です。
合板に比べて杉の野地板は湿気に強いのが特徴です。
続いて野地板の上に断熱ボードを貼って防水シートを貼ります。(写真2枚目)
ここまでの作業は強い西風で大変でした。(*_*)
何でこういうタイミングで西風が吹くのかなぁ・・・。(>_<)
屋根が終わると、壁下地に入っていきます。
間柱や筋かいなどをいれ、筋かいや柱の金物を施工します。(写真3枚目)
当社では場所場所に応じた金物を使うため10種類以上の金物を使っています。
続いて床を作るための基準線を出す作業をします。(写真4枚目)
この作業は床根太工法を採用する際には必要なもので、土台に直接合板を貼る工法では行われません。
きちんとした床の水平を出すためには大事な作業で、2階では基礎が水平でも、加工誤差の積み重ねで水平が違ってくることもあります。
外観写真はまた夜になってしまいました。(^_^;)
躯体の材料がほとんどが施工されたので、ライトで照らされた建物は綺麗です。
来週は寒さが少し和らぐとか。
その通りになると嬉しいのですが。
お施主様に見えなところだからこそしっかりと。
南房総 加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com