新しい生活へ

昨年の8月から8か月も我が家に引き取っていた父が、母と新しいところに一緒に暮らし始めました。

今年、父80歳、母72歳
来年は金婚式の2人です。

母のアパートの荷物は、引越し屋さんに。
父の荷物は着替えと布団とＴＶくらいなので、毎日少しずつ運んでやっと昨日完了！

朝起きると、足を引きずりながら歩く音はもう聞こえません。
日曜日に「来週の薬ね」といろいろな病院の薬を分ける必要が無くなりました。

私が男だったら、引き取ったまま暮らせるけど、病気が治り普通の生活が送れるようになったらやっぱりそうはいかない。

8月の暑い夏は、嚥下が上手くできなくて水分さえゼリー状のものが必要だった父が、今では普通の食事ができる。
体中が痛くて寝ることができなかった父の横で泊まり込んで世話をしていたけれど、今は父が自分で３Ｆから２Ｆに移動できる。
タクシーでしか病院に行けなかった父が今では、敬老パスを使って自分でバスや地下鉄に乗ってお寺まで行ける。

ここまで、回復したのも、かっちゃんの家族のおかげです。
父が来たのと入れ替わりに、義母が入院＆手術、そして脳梗塞になり、旅立ちました。
それでも、かっちゃんも義父も私の父を邪魔にせず、優しい言葉をかけてくれていました。
子どもたちも、入院中は交代で付き添いで病院に泊まってくれたり、引き取るための大掃除やベッドの解体・購入にもつきあってくれて本当に助かりました。

本当に、家族に感謝です。

昨日ですっかり父の部屋が空っぽになりました。
この8か月間の戦いが嘘のように空っぽになりました。
多少の残り物は、今日また届けます。

我が家から年寄の足で歩いて15分
老夫婦2人の新しい生活が平穏無事でありますように！