バルセロナのカタルーニャ音楽堂です。
20世紀初めの当時は、ガウディ以上の名声を博したと言われるモンタネールの傑作で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
奇抜なデザインのガウディ作品と比べ、モダンでスマートな印象を受ける部分が多く、当時の一般受けがよかったのも頷けます。
この音楽堂は現在もコンサートホールとして利用されており、当日券で今回はバロック音楽のコンサート(ソフィアの弦楽オケ)を聴いたのですが、J.S.バッハやヴィヴァルディ等のメジャーな選曲だったものの、実は結構ガッカリな演奏で(アマチュアオケかと思う程。汗)、ホールの音響等もそれほど特筆すべきものは無いなという感じでした。
ただ大ホール天井のシャンデリアはまるで宝石のようで、美術的には非常に素晴らしい音楽堂だと思います。