拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

アルカサバ(グラナダ/スペイン)

2010-11-17 | 旅フォト(スペイン・マルタ)

アルハンブラ宮殿の軍事要塞アルカサバです。

ローマ時代の砦の跡にモーロ人が9世紀に築いたと言われています。

住居が中心のナスル朝宮殿に対して、こちらはキリスト教国から都を守る軍事用の砦だったようです。


アルカサバの見張り塔の上からは、グラナダの町が一望できます。

パルタル庭園(グラナダ/スペイン)

2010-11-16 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


アルハンブラ宮殿の中心部となるナスル朝宮殿を出てすぐのところにある、パルタル庭園です。

イスラム王朝時代には、庭園の周りに貴族の住居やモスクが立ち並んでいたと言われています。

ライオン宮の二姉妹の間(グラナダ/スペイン)

2010-11-15 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


アルハンブラ宮殿を代表するライオン宮の二姉妹の間です。

天井の鍾乳石飾りは、宮殿内でも屈指のイスラム芸術装飾と言われています。


ライオン宮と言えば、ライオンの中庭に置かれたライオンの噴水が有名ですが、2010年10月時点で噴水のライオンは修復中で、残念ながらライオンの中庭は大きな工事用シートで覆われていました。

コマレス宮(グラナダ/スペイン)

2010-11-14 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


グラナダのアルハンブラ宮殿の中心部、コマレス宮です。

1238年~1492年の約250年間にわたって、グラナダに栄えたイスラム王国のナスル朝時代に、外交・政治の中心になった場所です。


イスラム芸術の最高傑作とも言われるアルハンブラ宮殿は、1492年にグラナダ最後のイスラム王アブディルが北アフリカへ逃れ、スペインのカトリック女王イザベルの手に渡って以降、スペインを代表する歴史遺産となっています。


カタルーニャ音楽堂(バルセロナ/スペイン)

2010-11-13 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


バルセロナのカタルーニャ音楽堂です。

20世紀初めの当時は、ガウディ以上の名声を博したと言われるモンタネールの傑作で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

奇抜なデザインのガウディ作品と比べ、モダンでスマートな印象を受ける部分が多く、当時の一般受けがよかったのも頷けます。


この音楽堂は現在もコンサートホールとして利用されており、当日券で今回はバロック音楽のコンサート(ソフィアの弦楽オケ)を聴いたのですが、J.S.バッハやヴィヴァルディ等のメジャーな選曲だったものの、実は結構ガッカリな演奏で(アマチュアオケかと思う程。汗)、ホールの音響等もそれほど特筆すべきものは無いなという感じでした。


ただ大ホール天井のシャンデリアはまるで宝石のようで、美術的には非常に素晴らしい音楽堂だと思います。




ゴシック地区(バルセロナ/スペイン)

2010-11-12 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


バルセロナ中心部の古き時代を感じさせてくれるゴシック地区です。

写真中央のカテドラルを中心とした、中世の町並みを感じるエリアです。


ガウディの建築物が注目されがちなバルセロナ市内ですが、ランプラス通りからカタルーニャ音楽堂までの道をぶらりと散歩するのも、味があってなかなか良いです。

グエル公園のトカゲの噴水(バルセロナ/スペイン)

2010-11-11 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


グエル公園のマスコットキャラクター、トカゲの噴水です。

近隣ではこのトカゲのオブジェを模したおみやげ等をよく見かけます。


10年前にこのトカゲのオブジェをあがった先の、広場へとつながる列柱の回廊で路上Liveをしたなと、トカゲ君と再訪し少し懐かしい気持ちになりました。


このトカゲのオブジェですが、数年前に鼻あたりが心無い青年によって破壊される等がニュースになっていましたが(犯人は逮捕されたらしいです)、現在は無事修復されています。

グエル公園(バルセロナ/スペイン)

2010-11-10 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


A.ガウディとグエル伯爵の夢の跡、バルセロナのグエル公園です。

1900年~1914年にかけて作られたもので、当初2人はここに芸術と自然が調和した田園都市を作ろうとしたそうですが、60軒の販売が計画されていたものの、2人の構想と芸術センスは当時の人々には理解されず、結局売れたのはグエルとガウディ本人向けの2軒のみ。

グエル伯爵の死去で計画は中止となり、その後バルセロナ市に公園として寄付されます。


ガウディが一時住んだ邸宅は、現在ガウディ博物館となっており(博物館入場料は4EUR。公園は無料)、1984年にグエル公園は、グエル邸、カサ・ミラと共にユネスコの世界遺産に登録されています。


最寄り駅のレセップス駅(地下鉄L3)から、途中上り坂を含む徒歩15分強とバルセロナ中心部から少し距離があるにもかかわらず、今ではいつも多くの人々で賑わうスペインを代表する観光地の1つになっています。


サグラダファミリアの生誕のファサード(バルセロナ/スペイン)

2010-11-09 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


A.ガウディがオリジナルを製作したお馴染みの、サグラダファミリア大聖堂東側の生誕のファサードです。

今年10月の訪問時には、修復の為の重機がまたいちだんと増えていました。


一方で先月の訪問時には、大聖堂内部を作る為の新しい工事がかなり進んでいたのですが、今週日曜日にローマ法王がこのサグラダファミリア大聖堂内でミサを行い、正式に法王庁から教会として認可がおりたというニュースが世界中で話題になっています。

プレス用の写真を見ると、大聖堂内部もすっかりキレイになっており、つい先月まで重機が教会内でドーンと幅をきかせていたのが嘘のようです。(笑)


1882年の建築開始から128年という月日が流れましたが、この出来事を空の上からガウディはどんな思いで見つめているのでしょうか。

サグラダファミリア大聖堂内部(バルセロナ/スペイン)

2010-11-08 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
建設中のサグラダファミリア大聖堂内部です。

色彩豊かなステンドグラス越しの光を受けた多数の列柱が並ぶ姿は、遥かなる神話の世界をも彷彿させます。


1882年に着工を開始し、完成まであと約15年、いやあと約250年はかかる等、様々な意見があるサグラダファミリア大聖堂ですが、完成時はどんな姿になっているのでしょうか。