今回は、健脚三人組で高野山町石道(南海九度山駅~上古沢駅)を歩きました。
町石道とは、1町(丁)ごとに道しるべとして建てられた五輪塔形の石柱で距離約109㍍に
一基が建てられています。慈尊院から高野山根本中堂まで180基があります。奥の院までは
216基だそうです。町石道は、弘法大師空海が高野山を開山以来1200年間、祈りの道として
多くの人が歩いた道です。前回の黒河道と違い良く整備されていました。
高低差約600㍍、歩行距離約17キロ、歩行時間8時間(休憩や神社等見学)でした。
今回は、町石道を迂回して、創建1700年と言われる丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)に参拝
したため距離が長くなりました。
下車した九度山駅を振りかえる(9:00)
真田庵~幸村・昌幸が蟄居生活を送った屋敷跡(9:16)
慈尊院~町石道の登山道入り口(9:40)
古くから女人高野として名高い九度山の名刹
根本大塔左の石段を登ると丹生官省符神社(にゅかんしょうぶじんじゃ)
丹生官省符神社で茅の輪をくぐり穢れを落とす(9:59)
多くの穢れや罪を落とし気分的にすっきりした感じ~バンザイ
展望台で弁当を食べ記念写真(10:58)
向かって左から安井さん、小生、右が田辺さん
眼下の展望~紀ノ川と橋本市方面を望む(朝日・夕日100選に選定)
登山道で見かけた「シライト草」(12:49)
町石道の標識(13:03)
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)~創建1700年前と伝えられる(13:27)
この神社にも茅の輪が設けられており、再び輪をくぐり穢れを払う
茅の輪くぐりの方法
(輪をくぐり左廻りに1回、次に輪をくぐり右回り、再度輪をくぐり左に回りの三回でお祓いを終える)
太鼓橋の眺め
神社を出て八町坂の急坂を登り、二つ鳥居の展望台でコーヒータイム(14:38)
丹生明神と高野明神の鳥居~弘法大師が建立。現在の石造は1649年に建てた。
急坂の道が続くだらだら坂を約2時間、上古沢駅がまじかに(16:30)
高野山からの電車が駅に入って来た。駅には、一旦下の不動谷川まで下り再び約100㍍登る
駅から降りて来た古峠方面を望む~山の中央の白い道が降りて来た道(16:47)
「真田の赤備え」に塗装した橋本行の電車が高野山から到着(16:54)
今回の参詣道は、急坂登りが5か所、下りが4か所あり、特に最後の下りが大変でした。
上古沢駅近くでお会いした犬の散歩中のご婦人の弁「坂ばかりで犬の散歩が大変です」と
話された。川沿いにある民家から約100㍍近くある急坂を駅まで登るのは大変です。
年配の方やお年寄りはどうされているのでしょうか。
車でしか行った事がなのですが、知っている所ばかりで愉しく拝見 有難う~~
お疲れの出ませぬ様に~~
高野山参詣道「町石道」のハイキングは
今日と変わって天候に恵まれ最良の一日でした。
疲れの中にも、苦労後の達成感に心が癒されます。
山の魅力の一つでしょうか。