「社会保険労務士法人 人事アップ」               九州No1の社会保険労務士を目指して日々活躍中。

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社会保険労務士法人人事アップ 社会保険労務士 人事コンシェルジュ                                                        岩切勝造(いわきりしょうぞう)

     

社労士受験生必見!! 高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の併給調整。

2011年01月15日 15時17分18秒 | 法律
くまもと元気!! 起業家ねっと
熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。
この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで
も貢献できればと考えて立ち上げました。
ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。

次回開催予定は、来月2月5日(土)19:00~です。


只今、参加者募集中です。


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本日は、高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の併給調整について、ご説明致します。

これは、社会保険労務士試験でもよく問われる箇所でもあり、私自身も実務を通して、
ようやく理解できました。最初は非常に難しいですよね。

まず、前提として、今までは通常定年60歳で現役終了でしたが、政府が年金の支給年齢
を65歳に引き上げに伴い、高齢者の現役を年金がでる前までの65歳まで働いてくれ!
という動きになっています。

そこで、雇用保険から被保険者期間が5年以上ある方には、60歳の賃金の75%まで補償
してあげようと高年齢雇用継続給付制度ができたのです。

ですから、60歳で定年を迎え5年以上雇用保険の被保険者期間がある方が、再雇用され
た場合、60歳到達時点での賃金額をハローワークに登録を行い、65歳まで給与が61%以
下になった場合75%までの15%を補償してくれるのです。

これが、「高年齢雇用継続給付制度」です。

今日は、ここまでです。

明日、併給調整をご説明いたします。