おはようございます。5月2日木曜日です。広島は曇り、昨日の雨は上がり、今日は良い天気になるようです。そうなると菜園へ出かけて野菜の成長度合いも確認できます。ここまでに降った雨で、菜園への散水は不要。明日からのGWは天候にも恵まれそう。となれば、行楽でどこかに出かけようという気も膨らんでくる。財布の中身は予想以上に出ていきそうです。田舎の道の駅などでは、カード決済は不可というところが多い。しかしpaypayはOKだというところもあります。paypayなどの決済手段をスマホに入れていない小生。ニコニコ現金決済をしますが、何か割り切れない気持ちになってしまいます。使いすぎると、近くのコンビニへ一目散、、、。楽しいはずの行楽が、、、、。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、多くの指標やFOMC結果が出たこともあり、相場はその結果を受けて上下しています。これはある程度想定できたことです。
結論からすると、株式市場は、小幅まちまち、ダウ平均は小幅上げ、ナスダックとSP500は小幅下げとなっています。CMEN225は下げ傾向です。本日の日経平均はGW前ということもあり、軟調に推移するかもしれません。
昨夜、いろいろな指標やFOMC結果が出たタイミングで、利回りなどの動きが加速されているようです。
利回りは、NY市場開始前の早朝取引から、下げ傾向になっていて、ここに、指標結果が出て、下げが加速したように見受けられます。現在の利回りは少し下がって、4.6330%付近。これでも全体から見れば、まだ高いレベルと思われます。
パウエル議長の記者会見が終わったと思われる5時過ぎ、ドル円相場が、一気に押し込まれる動きになりましたが、これはひょっとすると「介入」かもしれません。
本邦政府筋がFOMC結果を確認して、「介入」に動いてきたかもしれません。まず、156.0円割れまで押込まれ、もみ合うようになっていましたが、値が戻る動きをするとすぐ押し込む動きが出てきています。もしこの動きが本当に「介入」だとすると、その行先は152.00円付近になるかもしれません。
このような動きも重要なことなのですが、どうも気になるFRBの判断ミスについて本日も書きたいと思います。
世の中には、特に経済情勢については、これまでの史実で、景況感を探ることができます。
その中に、「ミズリー指数(別名:悲惨指数)」といわれるものがあり、これは失業率とインフレ率を加えたものですが、これで考えると少なくても家計に対して景気が良いのか悪いのかが判断できるといいます。
この指数で考えると、FOMCが景気は回復してきたとしたコロナ禍後の2022年は、家計にとっては近年の最悪期となります。
しかし、この年、FRBは利上げを行っています。出てきたデータが上向いてきたことを根拠にしていたと思われます。利上げが早すぎたのではないかという懸念が出てきます。
そして、翌年2023年にはインフレ率がさらに上昇しますが、失業率が下がったことで、景気は良いという判断も出てきたようです。
ここでFRBは高インフレ率の見方について判断ミスをしたのではないかと疑われています。
これについては、サマーズさんが早くから「高インフレ状況を見誤るな。手ごわくなる。」と警報を発していました。これが正解だったようです。
FRBは、この高インフレ状態に関して、「無関心」だったか、ミズリー指数での市場の判断を「行わなかった」という懸念が出てきます。パウエル議長のこれまでの発言の中に、「ミズリー指数」という言葉が出てきていません。言葉は出てこなくても、家計へのインフレの影響ではもう少し突っ込んだ発言があっても良かったのではないかということも指摘されます。
ドル円相場が下がりに下がって来ました。これはもう「介入」以外は考えられません。
このような動きが出てくると、要因は何であれ、上にあったロングの投げが出てきて、「不規則天井を付けた後、急激に相場は下がる」、という見立てが的中してきたことになります。
これからの相場は、「戻り売り」が中心になってきそうです。そして130円付近へ向けて動くようになると思われます。
話を戻します。インフレ状況に判断をFRBが今後どのようにしてくるか、最大の関心を持っていようと思います。
今朝の「介入」によって、相場は、152.989円まで押込まれています。明日から連休に入りますから、その前に、ドル円相場のレベルを作っておこうという判断なのかもしれません。
155.40円付近までの値の戻しがあるかもしれません。ここからの展開に本邦の機関投資家がどう反応してくるかチェック。このような戻しが出てくると、再度押込みが始まりそうな気もしています。
間もなく始まる東京タイムでの取引では、152.0円チャレンジという動きも出やすくなってきたと思われます。
これからの利回り動向は、もうしばらく、5%へ接近する場面もあるかもしれませんが、この付近がピークとなる可能性も出てきました。そうなると、これからは、債券買いが再燃してくる可能性が出てきます。そして、株は夏場へ向けて売られやすい環境になってくると思われます。
利回りが高止まりの中で、ドルが売られ円の買戻しが出てくる可能性が高まりそうです。
パウエル議長は、相変わらず「データ次第」と日和見主義採用のようです。チェックする視点も変えないようです。
市場関係者の中には、インフレ退治は困難となり、少し改善するそぶりを見せるが、インフレ率は再度上昇し経済のかじ取りはさらに難しくなる、という見立てをしているものもあるようです。
FRBと市場とのコミュニケーションはうまくいっていないようです。植田日銀総裁も同様にパウエル議長も新機軸を打ち出す必要がありそうに感じますけど。
本日の健太君の判定は、「買い」は、156.286円超、「売り」は、156.286円以下、「買い」は、153.788円の場合となっています。
FPVは、155.187円、R1は、157.385円、S1は、152.388円となっています。
「G指数」はバラバラ展開になっています。要注意。
本日のここまでの動きは1時間足での取引になっている感があります。
本日の相場は、「介入」の影響もあり、東京タイムでは、155.4円付近までの戻しはあるかもしれませんが、その後に展開は、下振れ傾向になってくると想定しています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 8時54分です。株価指数先物取引が下げて取引が始まりましたので、ドル円が値を戻してきたところで、先ほど、155.741円でショートを持っています。これで、しばらく辛抱して様子を見たいと思います。
追伸 11時56分です。前場では株価は少し反発しています。ドル円は、156.286円まで値を戻した後、少し軟調な動きになっています。現在値は、155.758円付近。想定より大きめに反発してきましたが、フィボで61.8%を超える戻りとなりましたので、この付近で上値が重くなることも想定されます。念のため156.246円でショートを追加しています。
このまま反発していくと、政府からの為替介入が再度出てくることも想定されますので、むげに反発上昇させる戦法は危険と思われます。これからは、明日からの4連休に備えるための動きが出てくると思われます。154.85円付近までの押しは出てくると推察していますが、素直に相場について行くほうが良いと思われます。