おはようございます。11月30日火曜日です。広島は晴れ、本日で11月も終わりですが、まだまだ落ち着くことのできない相場状況と思われます。明日から師走。心なしか、忙しくなるという時期で、大晦日へ向けて、ファミリーの行事も増え、これに伴い、雑用と思しきものも増えてきます。代表格が家の大掃除。毎年、家中のガラス戸・窓を拭き上げるのは小生の役割と、いつの間にかなっており、それではと、特定の日に集中して行うのではなく、中旬以降で、2,3日かけて行っています。これで気楽に実行でき、疲れも出ず、体にも楽で助かっています。娘夫婦が孫を連れて正月には来るとか。正月料理を何にしようかと、ぶつぶつ言いながら、考える妻。特別な料理は不要で、雑煮だけあればいい、という小生。それでも手間だという妻。正月気分が少しでも出ればOKなんですけど、相場の方は「掉尾の一振」が出てくると思っていますが、今年はどうでしょうか。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は3市場ともに大きく反発上昇しています。NY市場だけでなく、世界中の市場で株価は反発しているようです。新変異株の発生で動揺した市場でしたが、少し落ち着きを取り戻したことで、買い戻しが入ってきたと思われます。当然、ここまで下がれば、割安感も出てきますから、買い戻しに躊躇はなかったと思われます。結果論ですけど、、、。
債券が買われて、一時1.4%台まで下がっていた利回りも、株価上昇で、債券が売られ、1.5%台に回復してきています。この動きにドル円は呼応し、昨日東京タイムで、112.990円安値を付けた後は、半圧傾向になりつつあるように思われます。
しかし、まだ多くのイベントがある時期ですから、これらを一つづつ確認しながら動いてくると思われます。今夜は、パウエル議長とイエレン財務長官が揃って議会上院・委員会へ出席し、証言をすると思われます。このイベントでは、パウエル議長は、証言が始まる1時間程度前には、関係者へブリーフィングをすると思われ証言開始は、本日24時予定ですから、23時頃には、その内容如何で、相場が動意づいてくることもあるかもしれません。イエレン財務長官はブリーフィングを行うのかどうかは定かではありません。
ここでは、新変異株の発生で、議長が状況をどのように考えているかを探ることになりそうです。深刻か、軽微か、不明か、判断するには少し時間経過が必要なのかもしれません。
これらを考えると、積極的に反発上昇していくとは考えにくいと思われます。上昇しても買い戻しが中心で、売買が膨らむとは考えづらい、、、。
12月の第3週にはFOMCがあり、また12月17日がNY市場でのMSQになります。しかし、市場に少しでも安心感が出てくれば、積極的な買い戻しが生じ、相場は元のレベルへ戻ってくるようになると思われます。
今は、今週のイベント通過を待っている段階か、、。
今回の下げで、113.0円の節目ができたと思われます。しかし、これでは、なかなか20MINが形成されそうにありませんから、112.726円を狙う動きが出てきても不思議ではなく、今秋終盤から来週にかけては、その動きが出てくるのではないかとも想定しているところです。
重要イベントを確認しておきます。
今夜、シカゴ購買部協会景気指数、コンファレンスボード、パウエルFRB議長とイエレン財務長官の上院議会証言
明日、ADP雇用統計、製造業PMI、ISM製造業景況指数、パウエルFRB議長とイエレン財務長官の下院議会証言、ベージュブック
12/2、新規失業保険申請件数など、
12/3、雇用統計、ISM非製造業景況指数、非製造業PMI
などなど目白押しです。
11月24日高値と昨日安値によるフィボでの半値戻しは、114.251円付近。本日は114円チャレンジが出てくるかどうかをチェックする日になるのかもしれません。
今朝ここまでの動きでは、上値は113.821円まで来ていますが、まだ昨日高値を更新できていません。もう少し、、、。
113.8円付近になると上から抑え込もうとする動きも顕著になってきているように思われます。今日はどうでしょうか。チェック
NY市場の株価反発により、本邦の株価も上昇してくるかもしれません。CME日経平均先物は、28555円付近で取引中。寄付き後の動きが重要、、、。
ドル円の本日上値は、113.90円付近まではいくのかもしれませんが、更なる上昇には、まだ躊躇するのかもしれません。イベント待ちですから。希望としては、114円台に入ってほしい、、、。相場に希望は無駄ですが、、、。
ここは焦らず、相場を見ていきたいと思います。
まずは昨日高値を更新できるかどうかをチェックしていこうと思います。
本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、113.735円超、「売り」は、113.735円以下、「買い」は、113.253円以下の場合となっています。
FPVは、113.487円、R1は、113.983円、S1は、113.018円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌
追伸 9時14分です。ラジオ日経によると、パウエル議長の今夜の議会証言の冒頭部分の草稿がすでに公開されたようです。
新変異株「オミクロン株」には警戒感を示しているようです。不確実性が増加したか。
本邦株価は、現在、28600円付近で取引中、ドル円も上昇して、113.858円付近で取引中。
追伸 10時08分です。本日のオプションNYカットは、下から、113.80円、そして115.00円にあるようで、115.00円分はサイズは非常に大きいようです。現在値は、113.739円付近。NYタイムになっても、113.80円付近での売買攻防があるのかもしれません。
追伸 21時08分です。日通し安値が112.683円まで来ています。これで20MINと3MINが一致してきました。「もうか、それとも、まだか」を考えますが、まだ「入っていない」という状況ですから、まだ一押しあるという考えに立っています。しかし、4時間足や日足では「入っている」ので、これからの押しは限定的になるのかもしれません。これから出てくる経済指標次第というところでしょうか。それとも、新変異株「オミクロン株」の情報次第でしょうか。
今までのところでは、本日は、新たな玉は保有していません。継続分のみです。今回付けた日通し安値は、欧州勢が作ったと思われます。NY組がこれを肯定して、今夜更新しなかった場合、一旦底、ということも考えられそうですが、今週は重要イベントが多くありますので、これで決まりとは言えないところがつらいところです。NY組の立場で考えると、「相場は俺たちが作る」ということになれば、安値突きに来て、更新するということもあり得ると思われます。NY市場は、行き着くところまでいかないと満足しないディーラーの集合体です。
ここまでは様子見してきました。NYタイムになってまだ、112円台での取引が出てくるかもしれません。今夜のNYカットを考えると、オプション買い方は決済せずにやり過ごすかもしれません。通常の取引で、ショートを持ったことも想定できますから、損はしていないと思われます。売り方は決済義務のある立場ですから、ここでは稼ぐことができたと思われます。
「G指数」ですが、現段階では、1項目を除いて、「売られ過ぎ」レベルになってきています。現在値は、112.969円付近ですが、このレベルでは、明日にはすべての項目で「売られ過ぎ」という状況になってきます。日柄から考えて、明日から金曜日で「底」をつけそうな気がしています。重要イベントが多くありますから、「この日」ということが言えないのが、これまた、つらいところです。
米国で、新変異株関連で市場が落ち着きが出てくると、意外と早く相場は回復してくるのかもしれません。
一旦113円台に戻った相場ですが、また、112円台に値を下げてきています。