おはようございます。1月31日水曜日です。広島は曇り、この後雨が降り始めるようです。その分少し暖かく感じます。天候は夜になって回復へ向かうようです。しかし、北の高気圧が強くなり、気温は下がってくるようです。暖かくなったり寒くなったりと自然も忙しいようです。それも今の時季では当たり前のこと。これには逆らわず、楽しむことを考えていきたいと思います。
考えてみると、あと2か月もすると、鶯の鳴き声が聞こえ、早咲きの桜が咲くようになり、特に伊豆半島の河津桜の便りはTVで見ることができるようになると思われます。拙宅付近では、3月中旬頃に咲く陽光桜が最初に咲く桜の樹になります。そのころ鶯が鳴き始めるようになります。そうなると、早朝散歩も静かに静かに歩くようになり、鶯の鳴き声を拾おうと聴覚に集中するようになります。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は3市場でマチマチとなっています。昨夜出たJOLTS求人件数や消費者信頼感指数が良好なものとなり、これを受けて、3月利下げの期待はさらに弱くなり、短期金利市場での3月利下げ確率は、33%程度まで下がってきたようです。利回りは少し反発傾向となり、これを嫌う市場もあれば、さほど気にしなかった市場もあるというようなところかもしれません。
CMEN225は、36000を少し割り込んだレベルで推移しているようです。
米国の一部企業では、人員削減の動きがあります。コスト削減対策かもしれません。この動きをした企業の株価は上昇傾向になるようです。雇用減少をどう理解するか、、、。
雇用は良い、景気も良い、となれば、などと考えますが、原油価格も上昇中で、この結果、債券は売られ、利回り上昇となってインフレ傾向を助長する材料となってきます。もうしばらくインフレ傾向は高止まりする傾向になる恐れが出てきているように思われます。
FOMCがインフレ傾向をどう評価するか、になりそうです。PCEコアは下げ傾向、、、。
住宅需要も旺盛なようで、住宅価格が下がってきていないようです。こうなると住宅ローン金利りも高止まりするようになりますが、住宅購買者はいずれローン金利は下がってくる、その時借り換えればよい、というように考え、悲観的にはなっていないようです。
FRBも注目しているこの住宅価格の動向ですが、FRBが望むような状況には程遠いようです。
昨日までに出た指標を見る限り、米国市場はまだ拡大期にあり、天井ではないという見方もできるようです。もうしばらく景気は良く、株価は上昇していくと考えてよいのかもしれません。
しかし、市場には過熱感も出てきていると思われ、徐々に上値は重くなってくるかもしれません。それもFOMCを通過し、雇用統計結果が出てからのことになるかもしれません。
市場は、いろいろな結果を組み合わせて、今後のFRBの動きを考えようとすると思われます。
今回のFOMCでは、QT(金融引き締め)の取り組みで着地について協議されるかもしれないという観測があるようです。国債や不動産債権(MBS)の償還を毎月行っていますが、これを早めるとか少し先送りするとかが協議されるようになると、株式市場には好材料と認識され、株価上昇で反応してくると考えられているようです。
今までのFOMCではなかった要素です。その時利回りはどのような反応をしてくるか、、、。そしてドル円相場はどう動いてくるか、、、。株価が上昇すると債券は売られて利回りは上昇、、か?
FOMC結果が出ると、ドル円相場はいつものように、上下に大きく振れる恐れはあります。
特に反発上昇したときは、要注意になるかもしれません。150円付近が戻り高値となって、戻りの天井をつけたあと、下降し始める恐れもあります。この下降は130円付近へ向かう動きの始まりになる恐れはありそうです。
その前に、下振れした場合、1月24日安値146.647円を割り込んで、初めて、下降トレンド決定となってきます。それまではレンジ内の動きと捉え、「吹いたら売り、押したら買い」で臨むようになると思われます。
今回のFOMCでは、市場は、まだ動くに動けない環境かもしれません。雇用統計が2月2日金曜日に出てくるためです。やはり気になる材料です。
結局、動き始めるのは来週5日からとなり、ここまでに出た材料の消化に動いてくると思われます。
結局2日金曜日の雇用統計結果では、持ち高調整の動きはあると思われますが、新たなポジション作りは5日になってからと推察されます。
景気は良い、雇用も良い、インフレ傾向はまだ高止まり傾向、となれば、相場はもうしばらく買い方優勢で推移するのかもしれません。レンジを作ってうろうろするかもしれません。「節分天井、彼岸底」は今年は成立しないのかもしれない、、、。まだ決めつけるのは早いか、、、、。
本日の健太君の判定は、「買い」は、147.757円超、「売り」は、147.757円以下、「買い」は、147.341円以下の場合となっています。
FPVは、147.536円、R1は、147.978円、S1は、147.146円となっています。
「G指数」は、居心地の良いレベルか、、、。相場にはまだ方向感は出てきていません。
まもなく東京タイム開始です。本日も様子見徹底します。本日もよろしくお願いします。合掌