おはようございます。2月27日土曜日です。広島は晴れ、気温はまだ低いようですが、雨も上がり、陽射しが戻り、徐々にまた気温も高くなってきそうです。先だっての釣行では、狙った魚をr釣上げることができ、ほぼ目標を達成し、満足ですが、好事魔多しで、管理人からいろいろと注文をつけられ、のびのびできず、少し残念な思いが溜まっています。こんな思いをしてまで、海上釣堀へ行く必要があるのか、などと思ったり、、。来週月曜日から3月です。気持ちを切り替えていきます。
さて、今週の言い訳です。
保有していたロングが全玉決済できたことは、十分満足です。ドル円相場は、さらに上昇して来ていますが、強欲は出さないで、ほどほどのところで、決済できたと思っています。
今は、株式はバブル状態という事やら、米国債10年物利回りの上昇もそろそろ警戒感のあるレベルになってきつつあるようです。
2月の月末という事もあって、利回り上昇で、債券の損切も出ているようで、利益出しのために値嵩株が売られて、株価が下がってきていますが、この取り組みで、投資家は、総合的に利益を収めているようです。
これから、手にした資金を使って、割安株が物色され、日経平均よりも、トピックスの方が動きが良くなってくるかもしれませんが、いずれ、ハイテク株などは買い戻されるようになり、高値を更新してくる流れになってくるかもしれません。
株式の方の買い場は、もう少ししてからになりそうと考えています。
ドル円相場は、そろそろ天井になるのではないかと推察中。
来週は、現在の高値圏でのもみあいになるのではないかと推察しています。ここからのドル円相場では、「吹いたら売り」を基本に据えて、相場を見ていくつもりです。
独自の価格レベル指数が来週には「少し買われ過ぎレベル」となってきます。最近の傾向としては、このレベル指数が「買われ過ぎレベル」となるケースはなく、手前でトレンドチェンジをしているようです。
今のドル円相場は、米国債10年物の利回りと連動しているようで、この利回りもそろそろ「危険水域」と言われるようなレベルになってきたのではないかと思われます。
木曜日に1.55%台まで上昇していた利回りは1.40%台まで低下して引けています。1.5%を超えてくると警戒感が強くなるという事前の予想通りになって来た感もあります。今回の利回り上昇では、1.7%付近まで行くのかもしれないというアナリストたちの予想もありますが、やはり少し早めの上昇の動きには、警戒感がさらに増してきそうです。FRBはこの利回りの動きはしばらく静観するようですから、この機を狙っていろいろな売買が動いているように思われます。
債券取引は、その価格で行われます。利回りが上昇しているという事は、価格が下がっていているという事で、債券取引では、多くの機関投資家は、相当の損失を抱えていたと思われ、益出しのために、高PER株式銘柄を決済しているようです。高PER銘柄は、日経平均に多いようで、これが売られていますから、日経平均の下げが大きくなっていると思われます。債券は満期まで持てば利益が出る仕組みですから、その取り組みであれば、何も問題もないと思われますが、そのような取引はあまり多くはないようです。
これは前述している通りですが、これからは、トピックス銘柄の割安感のあるものが買われてくるようになると思われます。海外勢はまだ、日本株を買い求めていると思われ、先高観はまだあるようです。
ドル円相場では、レートは、200SMAを上抜いてきています。この状態は、相場が買い場になってきていることを意味すると受け止めることができます。このため、押し目ができると買い方が動き、相場を下支えすると思われます。しかし、日足では、十分な買われ過ぎ状態にあると思われますから、上値の重さも出てきやすいところとなってきそうです。
結局のところ、ドル円相場は、2月20日高値と、3月9日安値の間で動き、ここでのフィボで考えると、半値戻しまでようやく到達したところと思われます。週足でチャートを観ると、昨日高値は、一目・雲上限付近となっています。ここを上抜けできるかどうかもチェックポイントになりそうです。
この雲上限の上には、75SMAが106.864円付近を通過しています。これも上値を重くする材料かもしれません。
別の視点で考えてみると、フィボエクスパンションFE100.0となるところは、106.72円付近。このようなものまで上値を押さえる材料になるのかもしれません。
色々な角度から考えてみても、来週は、上値の重い展開となり、相場の転換時期を向かえるのかもしれません。
今週は、保有ロングを全玉決済できましたから、結果良ければすべて良しで、片付けてしまおうかと思います。しかし、相場は、相場参加者の総意で出来上がっています。特に、一般大衆投資家の意思は移ろいやすいものです。来週、さらに深追いしてくるか、それとも、警戒感から、相場参加者は少なくなってくるか、いろいろとチェックする項目はあるようです。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
追伸 13時56分です。ブルームバーグをチェックしていると、「コンベクシティヘッジ」と呼ばれる現象の報道あり。これは、米国債の大規模の売りが、ある段階に達すると、特定の投資家グループに一段の売りを促し、動きが増幅されると言います。この2か月間の売りで、この段階に達したように見受けられ、米金融市場は戦々恐々としているようです。
売りを余儀なくされた投資家は、7兆ドル規模の住宅ローン担保証券(MBS)市場の投資家だと言います。
米国債利回りと、それに連動する住宅ローン金利が突然に大きく上昇すると、住宅ローンの借り手は借り換えの動機が薄れる。借り換えが減るという事は、MBSが早期償還されず、投資家にとっては資金の回収に時間がかかることを意味する。この回収期間が長いほど、金利上昇による痛みは強まる、と言います。
モルガン・スタンレーの米金利戦略責任者は、コンベクシティヘッジのニーズは、全般に、10年債利回り1.60%付近で天井を打つ可能性が高いと分析。
そのほかの情報でも、5年物債券なども利回り動向には要注意だとしています。
リスクパリティでの取引も大幅安となってきているようで、資金の逃げ場がなくなってきているようです。
詳しくは、ブルームバーグの記事を一読願いたい。