おはようございます。7月31日日曜日です。広島は曇り、先ほど少し雨が降っていましたが、今は止んでいます。はっきりしない天気になっています。まだ雨が降るのかどうか、予報をチェックしてみたいと思います。
昨日の釣行は気分転換には成りましたが、釣果いまいちで、少しストレスが溜まったか。釣れない時は、時合を待つわけですが、相場も時合というものがありますから、何となく似ているな~~と思う次第。釣れないからと、カリカリ来ても、釣れない時は釣れませんから、じっと時合が変わることを待つだけになります。潮が動けば、地合いが変化してくることも濃厚になりますが、こう暑いと、魚もエサを食わないようです。避暑地へ出かけているのかもしれません。
釣行用に、ゆで卵を作り、用意していましたが、いくら探しても、置いたところにありません。あれこれと探してみましたが、、、、ありません、、、。他にどこかへ置いたかと探しますが、、、ありません。そこで、思い当たったのが、「オリが食ったか?!」。オリのうんこから、どんなものが出てくるか、今日以降チェックになります。あ~~~~~~~~。
さて、今週の言い訳です。
今週(7月25日から7月29日まで)の動きはほぼ想定していたような動きで、ショート優勢相場になっています。
これはもうしばらく継続すると考えています。
待っていたFOMC結果は、想定通りのものとなり、0.75%の利上げで、サプライズなし。材料出尽くし。
しかし、利回りの上昇を受けて、ドル円は上昇していきましたが、ロンドンフィックスを通過すると、勢いを徐々に失い、下降へと転換していきました。この動きも少し遅いくらいと感じています。
その後は、下降トレンドをつくり、29日の安値132.499円まで押した後、相場が売られ過ぎ状態にあったとこと、これによりポジションがショートに偏りすぎていたことから、欧州勢がショーターへ立ち向かって行き、ショーターの買い戻しも出て、相場はぐんぐんと上昇し、29日は、134.597円まで値を戻していきました。
この動きは、21時30分に出てくる、良いと想定されているPCE関連データを、発表前に織り込みに来ている動きと思われます。であれば、、その後は、「噂で買って、事実で売る」という動きになってくると想定でき、まさにそのような動きを29日はしているようです。
22時を回るようになると、上値は重くなり、今度は、売り方が相場の主導権を握るようになり、相場を押し下げていきました。引け値は、133.202円。
上下に大きく動いたものの、トレンドを転換させることはできなかったようです。
というよりも、NY組もまだ相場は下がると考えているのかもしれません。そうであれば、NY組の押し戻しも納得。
ドル円相場に現在影響を与えるいるものは、やはり、「利回り」と思われます。
利回りが下がるということは、債券が買われていることにほかならず、というよりもFOMC結果が出て、さらにパウエル議長の記者会見での発言、「今後もインフレ抑制のために、利上げを実施する」というような趣旨のものだったように思いますが、これとて、今後出てくる経済指標データ結果次第ということですから、9月FOMCでも0.75%利上げということはあるかもしれませんし、ないかもしれません。大方の見方としては、0.5%利上げはあるだろうという見立てになっているように思われます。
そして、さらにその後の利回り状況は、今度は小幅な利上げになりそう、という市場関係者の見立てにはなっています。
このような段階で、インフレ抑制派と景気後退派の凌ぎあいがあるようです。債券市場のディーラーたちは、逆イールド状態を踏まえて、保有債券の調整に出てきているようで、景気後退への対策を強めてきているように思われます。
株式市場では、まだ、景気後退に入ったという認識は弱いようで、景気後退を意識するのは2023年になってからかもしれません。
10年物国債の利回りの上昇が弱いということは、売り買いが交錯しているか、売り物が出てくる量が少ないのか、出てきても、すぐ買い方が表われて買っていく、とにかく価格が下がらないということがあるのかもしれません。
前にも言っていますが、10年物国債をディーラーたちは、もう目いっぱい保有しているのかもしれません。
この動きは、これから半年前後経過すると、景気後退が来ることを債券市場は見込んでいるため、債券保有に拍車がかかっているということになるのかもしれません。
株式市場では、現下の経済は景気は良いという認識のようです。雇用は増え、個人消費も旺盛であるとし、景気後退の兆しはまだない、と考えているようです。
株式市場派と債権市場派を比較すると、その市場規模は債券市場の方が巨大で、資金量は雲泥の差があります。中央銀行と債券市場派は利回り動向を巡って時に対立します。
中央銀行は短期の利回りについては決定権を持ちますが、長期の利回りについては、市場取引の方で決まりますから、今後の利回りの考え方で、中央銀行と債券ディーラーの間で、時に論争が生じるわけです。債券市場派は、「中央銀行が間違っている」と考えています。中央銀行は、「あまり先取りして考えるな。すべては、今後出てくる指標次第。」と言います。
9月FOMCでは、0.75%の利上げがあるかもしれません。しかし、これでも少ないとする経済学者も存在します。代表格はサマーズさんでしょうか。
サマーズさんは、FRBの取り組みは、説明不可能で、間違っていると考えているかもしれません。急激な利上げは、景気後退を起こし、避けられないとも言っています。FRBは景気を後退させても、インフレを抑え込む、と言い切っています。
両者が合意することなどないような雰囲気があります。
パウエル議長には経済理論がないことは最初から分かっています。指標を見て判断することだけ。
FRBには優秀な経済理論を持つ職員もいることでしょう。そのような人材に支えられているのかもしれません。
9月FOMCのことはさておき、来週(明日)から8月相場になりますが、ここでの動きはどのようなものになるでしょうか。
先週29日金曜日のNYタイムでの動きからは、上へ行くのはまだ時期尚早ということかもしれません。
小生が考えることの一つに、金曜日の動きは翌週月曜日の東京市場に影響を与えるということ。金曜日に下降していれば、月曜日の東京市場では、下降傾向となり、逆の場合も成り立つように考えてます。統計確率の面からも高率で成立しているように思われます。29日には結局下げて引けています。
明日からマークするレベルは、133.0円の心理的節目、そして、29日安値付近の132.50円付近になると思われます。
これより下になると、132.0円の心理的節目、131.50円付近、これは6月16日安値131.491円と、5月9日高値131.347円を相当強く意識しているものから出てきていると思われます。そして、130.00円が意識されているような情報になっています。
相場がこれから行くのが、仮に127.0円付近とすれば、7月14日高値と127.0円でフィボを考えると、29日の動きは、半値戻しから61.8%戻し付近の節目作りだったかという仮説も出てきそうです。
8月になると、1日にISM製造業景況指数、3日にはISM非製造業景況指数、そして5日金曜日には、雇用統計が出てきます。これらの予想は、前月と同じか、若干悪いというものになっています。
悪いということに着目して、これで売り込んでくることも想定の一つに持っています。
8日の週になると、CPIやPPI、そしてミシガン大学消費者態度指数・速報値が出てきます。
あまり先のことを考えても仕方ありませんので止めます。
相場の今の時合は、下降トレンドの最中と思われます。
このようなときは、相場は得てして、悪い材料にばかり反応してきますから、仮に上へ動いても追随は難しいと思われます。そうなった場合は、「戻り売り」が最適と思われますけど、、、。
相場はまだ、7月29日安値132.499円突きに来ることが想定できそうです。29日引け値より下にある厚めの買い注文は、前述のように、133.00円付近や132.50円付近、そして、131.50円付近、131.00円付近になってきます。
相場の行き先は、最大で、126.355円になると思われます。ここを割り込むことについては、波動の矛盾が出てくることから、こうなることはないと考えています。
5月9日高値と5月24日安値の間でボトムを付け、相場は年末へ向けて上昇傾向を作ってくるのではないかと推察しています。そしてその行先は、まずは、152円付近を考えておきたいと思っています。
現下の相場は、このような動きを認識間違いしない限り、時間を味方につけて、トレンドに乗って稼ぐことができると思っています。大きな果実を手にするために、少しは辛抱を重ねていこうと思います。
日足で動いてくるのか、週足で動いてくるのかチェック継続。
現在の天候は、蝉も鳴き、鳥の鳴き声もしますから、雨は止んだかと思いますけど、外に出てみるとまだポツポツと雨は降っています。洗濯物が外に干せないくらい、、、。
これからまた、チャートを観て、種々考えてみたいと思っています。
暑い中での取引です。熱中症にならないことや、コロナに感染しないように「努力を重ね」、この夏を乗り切りたいと思います。
8月相場は1日月曜日からの始まりです。8月はお盆の時期でもあり、本邦機関投資家も夏休みの時期となります。お盆前、そしてお盆後の相場には注意したいと思います。
今週も訪問いただき、ありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌