FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳 2024年上半期が終わります。

2024-06-30 10:34:20 | 日記

おはようございます。6月30日日曜日です。広島は小雨が降ったり止んだりしています。今日は一日中こんな空模様のようです。十分水分を取ったキュウリは一日も置けば、すぐ大きくなります。最近は、雨のおかげで菜園などへの散水は全く行っていません。小生的には、願わくはもう少しの陽を、ということになります。そろそろ追肥の時期となりますので、2,3日程度でよいですから、晴れ間が欲しいですね。

このような中で、昨日は一月ぶりに釣行。日中に一時小雨が降りましたが、雨具を使用するまでには至らず、これもいつの間にか止み、釣行には影響ありませんでした。釣果も良く、ご近所などへおすそ分けしました。

 

さて、今週の言い訳です。

ドル円は、今週も上昇して引けています。強いですね。今週は、159.741円から始まり、158.741円まで下押し場面もありましたが、出てくる良好な指標を受けて反発し、1990年4月の高値160.360円を上抜き、161.278円まで届き、引け値は、160.821円となっています。

ここまで3週連続の上昇となっています。

どこまで伸びるのか、という不安心理もありますが、テクニカルでは、161.350円付近までかな、と思ったりしています。金曜日につけた高値161.260円もこの近似値かと思われる節もありますので、「もうか、それとも、まだか」を考えるタイミング、レベルとなっているように考えています。

 

そうは思いつつも、来週はまだ重要指標が続々と出てきますから、この結果如何で、相場は動き、高値更新する局面もあるかもしれません。

来週出てくる指標は、

1日月曜日、日銀短観、ISM製造業景況指数

2日火曜日、パウエル議長発言、JOLT求人件数

3日水曜日、ADP雇用統計、定例の新規失業保険申請件数など、ISM非製造業景況指数、製造業受注指数、FOMC議事要旨公開(本邦時間で4日3時)

4日木曜日、ECB議事要旨公開

5日金曜日、雇用統計

へと繋がっていきます。どの日も、重要になりますから、取引には難しい週になりそうです。

 

今週は途中で161.243円やこれ以下のところで、ポツンぽつんと打って来たショートもありますから、週内に一度は決済を考えることがありそうな気がしています。

 

ドル円相場自体は、テクニカルでは、日足や週足、そして、月足でも「買われ過ぎ」レベルとなっていると考えています。

BBで考えても、金曜日161.278円は、日足、週足、そして、月足でも、BB2σを下回り、その中に入ってきています。

統計確率的には、このような状況になると、相場が落ち着いてきたことを示すようになり、このような段階では、初期心理として、「相場を無理に引き上げるのをやめたか?」とか、「上昇パワーが減衰し、相場が転換してくるか?」などと考えるようになります。

 

しかし、これらだけでは、相場は転換を始める、と考えるのは時期尚早と思われ、明日月曜日から出てくる指標を一つ一つ確認しながら、最終段階の動きをしてくるようになるかもしれない、などと考えているところでございます。

 

7月のFOMCや日銀会合は、珍しく、7月30,31日と同日の行われます。

7月日銀会合では、国債買い入れ計画や額の変更をしてくるのではないかとみられていますが、前回会合で少し肩透かしを食らっていますので、信じてよいかどうか、、、。「次回会合で、議論し、決定する」と植田日銀総裁は言っていますから、無視はできそうにないし、、。

本邦の現実問題として、円安により、輸入物価が上昇しています。このような分かりきっていることをいまさら言われても、と思いますが、遅ればせながら、輸入物価の上昇を無視できなくなってきたかと思われます。ほんと、今頃こんなことを言われても無策で来た政府筋の責任てどうなのよ~~~。

FOMCは、まだ7月会合では動かない、「現状維持・据え置き」と考えられます。

FRBの基本スタンスとしては、「出てくるデータ次第」ということは継続と思われますが、最近のインフレ動向を示す指標は徐々に下がってきていますから、年内利下げの確率は上昇傾向にあると想定する機関投資家も増えているようです。利下げが1回か、2回になるか、という論議も少し前よりは多く出てくるようになっていると思われます。

 

こうなると、日銀は「利上げ」し、あるいは、利上げはなくても、輸入物価を下げる何らかの手立てを打ってくるかもしれません。何がある? FOMCは「現状維持・据え置き」ならば、日米金利差は縮小してくることになりますが、効果のある政策を出すことができるのか?

 

前述の週間予定を確認ください。4日木曜日にECB議事要旨が公開されます。この内容次第で、EU発でユーロ売り円買いが進む恐れもありますから、EUのこととはいえ気を許せません。

こう考えると、明日1日からの週間の相場は、神経質なものとなって、取引は少し難しいかもしれません。リスクを取るのか取らないのか、リスクを取らないとなれば、徹底した様子見をするか、ということになるかもしれません。様子見も強い意志を必要とします。

 

波動から考えると、上昇5波はいつ終わっても不思議はないところになっていると思われます。終われば、今後は調整3波の構成が出てくることになります。初期想定のように130円どころ迄押していくのか、140円付近までかもしれない、などと押しは浅くなってくるのか、これからも注意深く見て行こうと思っています。135.00円~140.00円付近までの押しになるかもしれません。そして年末相場へ向けての動きとなってくる、、、。

 

株式市場では、見過ごしができない時期として7月上旬があります。本邦の巨大ETFの決算時期になります。この時、ETFの基準価格再形成や、益出しのための売りが出てくる可能性がありますので、相場的には下押しが出てくる時期と考えています。この動きとドル円相場が連動してくると、ドル円も下押し圧力が加わるかもしれません。

このようなことが要因となり、相場を転換させる材料となって、ドル円もスピード調整入りしてくるかもしれません。

 

本日6月30日で2024年上半期が終わります。明日7月1日からは下半期になります。株式市場も本格的に動き出すのは、夏休みが終わり、ディーラーたちが相場に戻ってくる9月第2週頃からかもしれません。

報道によると、神田財務官の人事異動の予定があるようです。現下の難しい経済情勢、特に為替状況を考えて、その人事にはストップがかかっているとか。どこかで区切りを打ってくるかもしれません。人事異動による不透明感など不要と思いますけど、、、。何であれ、不透明感を市場は嫌います。

 

いろいろな情報が交錯してきます。相場は4本値で判断していきます。これからチャートを眺めます。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

 

 

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