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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

高齢者講習

2017年02月25日 00時00分01秒 | 提言

 約2週間ぐらい前になるが、神奈川県公安委員会から高齢者講習のお知らせという葉書が届いた。内容は誕生日前に高齢者講習を受けてからでないと運転免許の更新ができないことになるとの内容で、70歳以上の方は義務付けられたようである。認知症の検査は75歳以上とのことは知っていたが、70~74については認知症検査以外の内容の講習会である。講習時間は180分(3時間)、手数料は5600円である。

 

 講習内容は、講義、討議、運転適性検査機材の使用診断と指導及び、運転実技による診断と指導である。ただし、小型特殊免許のみの方は、運転実技はない。運転実技はテストではないとのことである。免許更新手続きは、教習所への予約から高齢者講習を受講し、免許の有効期間が誕生日後1か月間あるので、ほぼ6か月間の予定が記載されていた。

 

 最寄りの講習場所の案内までご丁寧に記載されていて、2校が案内されていた。早速、溝ノ口にある自動車学校へ連絡したところ、混雑していて、直ぐには受講できず、6月に入って再度連絡をもらうことになった。予約番号を伝えられた。

 

 葉書には、高齢者講習の代わりとして、チャレンジ講習、特定任意高齢者講習、運転免許取得者教育があり、内容は直接自動車学校へ尋ねることになっていた。これらの講習がどのような位置づけなのか不明であるが、代用できるとの理解であり、いずれ、調べてみることにしたい。

 

 重要と思われる案内に、運転免許証の自主返納制度が書かれてあった。運転免許を返納することは車を運転することはできないことを意味し、持っている免許証は手数料1000円と申請用写真1枚で申請すれば、身分証明書(運転経歴証明書)として活用できるとのことである。当然、高齢者講習は受ける必要がなくなる。

 

 最近の高齢者が引き起こす運転ミスによる交通事故が連日新聞の社会面を賑やかせている。また、運転中の脳梗塞等による発作で、運転が不可能な状況に追い込まれ、歩行者を引き込む死亡事故も発生している。高齢者に限らず、健康上の問題があれば自動車運転をしないように何らかの方策が必要であり、高齢者ばかりではなく同様な講習は更新時には併行して行われるように提言したい。