川湯EMCから車で5分ほど走ると仁伏温泉というところがあり、
ここをスタートして目指すポンポン山は、
まだまだ知る人ぞ知る!?隠れた名所です。
アイヌ語の、
「ポン(小さく)」「ポツ(湧き出す)」「ヌ(温泉)」
が命名由来ともいわれているこの場所は、
山というよりは丘みたいなのですが、
いまなお噴気を上げていて、
火山の鼓動を感じられます。
雪の多い時期でも、
地熱があるので雪がとけてなくなるという、
フシギな空間を醸し出すポンポン山は、
スノーシュートレッキングコースとして人気でした。
では、雪がだんだん解けてなくなるとどうなるのか…ということで、
行ってきました、ポンポン山!
(導入部が長くてスミマセン)
途中、まだ雪が残っている箇所があるので、
長靴をおススメします。
とはいえ、残雪は日陰での話。
日当たりの良い場所は快適な歩行が楽しめます。
人間が快適だということはヒグマさんも快適でしょうね、きっと。
そろそろお目覚めになっているハズなので、
存在をアピールしながら行きましょう。
ヒグマさん相手には、
存在をアピールすることである程度の遭遇回避ができますが、
困った相手はダニーさんです。
人間のやわらかい皮膚が大好きで、
ガンガン寄ってきます。
ですが、有効な回避方法はというと…。
寄せ付けないに越したことはありませんが、
寄ってきてしまったらしっかりお引き取り願いましょう。
往復約2時間。
森林浴で一汗かいた後は、
川湯温泉での入浴で汗を流していってくださ~い。