「前回、太陽見たのっていつだっけ?」
「一瞬でも?」
「いや…せめて半日」
「忘れた」
こんな会話が日常的に交わされるようになってきた今日このごろ。
全国放送の天気予報から聞こえてくる言葉に耳を疑いました。
熱中症?
夏日?
どこの国の話?
北海道民のひがみに思われそうですが、
道内放送の天気予報から聞こえてくる言葉に耳を疑いました。
日高で20℃。
札幌で17℃。
うーむ…。
「今日の川湯は晴れて最高気温9℃まで上がるって!」
同僚の言葉を聞きながらガラス越しに外を見ましたが、
目に映るのはドンヨリ曇り空。
「本当に?」
「たぶん…」
本日10日から16日までは、環境省主催の愛鳥週間(バードウィーク)です。
1894(明治27)年に、アメリカ・ペンシルバニア州オイルシティー市の教育長が発案した
「バードデー」が始まりです。
その思いはアメリカ全土に拡大し、毎年4月10日が「バードデー」になりました。
日本では1947(昭和22)年に、鳥類保護の推進母体として日本鳥類保護連盟が結成されたのを機に、
国民の愛鳥思想を高めるため、毎年4月10日を「バードデー」と定めました。
その後、この時期の北国ではまだ積雪が残ることから、
1950(昭和25)年に5月10日から16日までを愛鳥週間とし、
今年で67回目を迎えるに至りました。
北国のことを考慮し、
日程をずらしていただいたにもかかわらず、
少なくとも今年の川湯は、
まだまだ鳥の姿が少ないんです。
「越冬を終えて飛び立ったオオハクチョウが戻ってきてしまうんでないかい?」
という冗談が出るくらいに…。
早く暖かくなってほしいなあ。