「広報てしかが」5月に掲載された川湯EMCの連載枠
今回は、弟子屈町の「花・木・鳥」をご紹介しています。
ここで少々おわびを先にお伝えしておきます(汗)。
エゾヤマザクラとオオヤマザクラを別に表記しましたが、
実は同じものなんです。
混乱させてしまいまして、
申し訳ありません…m(_ _)m
イチイ=オンコ
ノリウツギ=サビタ
エゾノコリンゴ=サンナシ
サルナシ=コクワ
ハシドイ=ドスナラ
オオカメノキ=ムシカリ
…などなど。
樹木名は本当にムズカシイ。
ということで、読み進めていただけると幸いです。
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自分だけの「弟子屈ポイント」を見つけてみては?
年度が改まってから1か月。
環境が変わって緊張の中で過ごした方や転入されてきた方にはとくに、
リフレッシュのためにも町内探検をおススメします。
そこで、皆さんは「弟子屈町の木・花・鳥」をご存じですか?
地域の特徴を表しているので、ぜひ知っておいてください。
まず、町の木はサクラです。
( ↑ エゾヤマザクラ/オオヤマザクラ)
そろそろエゾヤマザクラ、チシマザクラ、オオヤマザクラ、ミネザクラなどが開花を迎えます。
続いて咲き始めるツツジが、町の花。
6月に硫黄山麓を埋め尽くすイソツツジを代表に、
エゾムラサキツツジ、エゾツツジ、コヨウ「ラクツツジなどが見られます。
そして、鳥はハクチョウです。
ほとんどがオオハクチョウで、
毎年10月中旬にシベリア方面から飛来し、
4月末ごろまで屈斜路湖や釧路川などで過ごしています。
冬の風物詩として無くてはならない存在です。
手がかりとして町の木・花・鳥を挙げましたが、
とりあえず気になるものや場所を見つけてみましょう。
通勤や通学の途中でも、家の中から見える景色でも十分。
一定期間見続けていると、微妙な変化に気が付くことが楽しくなりますよ。
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アイヌの自然視 ヒグマ
キムンカムイとウエンカムイ
(山の/神) (悪い/神)
アイヌにとってもヒグマはこわい相手ですが、
ただ恐れるだけではなく、敬い崇める対象です。
「人を避ける尊敬すべきクマ」(キムンカムイ)と「人や家畜を襲い田畑を荒らすクマ」(ウエンカムイ)という
2つの分け方をしたのも、アイヌの考え方の大きな特徴です。
方言があるにせよ、ヒグマの容姿や年齢、雌雄に応じた呼び方の記録は80以上にもなります。
いかにアイヌとヒグマの関係が強かったかがわかるのではないでしょうか。
【参考文献】分類アイヌ語辞典/知里真志保著
広報てしかが https://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/02sougou/40kouhou/1505/files/36-37.pdf
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川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc